20200228 大豆ごはん、けんちん汁、磯辺揚げ、もやしの甘酢
- 公開日
- 2020/03/03
- 更新日
- 2020/03/03
本日の給食
「大豆」は世界各地で生産されている農作物です。
その原産地は、諸説があり定かではありませんが、中国東北部からシベリアとの説が有力で、日本にも自生している「ツルマメ」が原種と考えられています。
栽培の歴史も同様ですが、約4000年前に中国でツルマメの栽培が始められ、大豆として作物化されたと考えられています。日本には朝鮮半島を経由して、縄文時代後期中ごろに伝来したと考えられています。
ヨーロッパへの伝来は、オランダの植物学者ケンペルが長崎より帰国した後、1712年に出版した「廻国奇観」において、大豆種子を醤油の原料として紹介したことでした。ゆえに大豆の英名はshoyu(醤油)bean(豆)からsoybeanとなっています。その後、ドイツで「畑の肉」とネーミングされたのは、大豆が肉に匹敵する量のタンパク質を含んでいることがわかったからです。
アメリカへは、1804年にペンシルバニア州での試作が最初の栽培とされています。アメリカでは大豆を「大地の黄金」と呼んでいるそうです。これは、アメリカでの大豆の用途が油の原料とされているからでしょう。
《本日の食材》
鶏肉(山梨県)たまご(青森県)
細切昆布(釧路産)青のり(愛知県)
にんじん(東京都)大根(千葉県)もやし(静岡県)
ごぼう(青森県)さといも(埼玉県)きゅうり(宮崎県)