10月20日(水) 今日の給食
- 公開日
- 2010/10/20
- 更新日
- 2010/10/20
今日のできごと
今日の献立は栗ご飯・かつおのごまソースかけ・飛鳥汁・牛乳です。
今日は「十三夜」です。十五夜の月見のときには団子や芋を供えたりしますが、この時期は栗や豆が収穫される時期で、栗や豆を供えることから「栗名月」や「豆名月」と言われます。そこで十三夜に合わせ、旬の栗を使った栗ご飯にしました。栗は茨城県の栗で、早朝に剥いた栗を納品していただいています。とても新鮮な栗を生のまま米と一緒に炊き込みます。給食室で炊きあがったときには栗のほのかに甘い香りが広がりました。もち米も少し使いました。もちもちとした食感で、おこわのようでした。とてもおいしい栗ごはんで、子どもたちも「おいしい!」と食べていました。しかし栗が苦手という子も意外と多くいてびっくりしました。かつおのごまソースかけはかつおに片栗粉をまぶして油で揚げ、竜田揚げにします。そこにすったごまやにんにく、しょうゆ、酢などで作ったごまソースをかけていただきます。かつおは匂いが気になりますが、ごまやにんにくを使ったソースが匂いを消してしまいます。子どもたちも「ソースおいしい!」とかつおに良くからめて食べていました。かつおは揚げると身がしまってしまい、「硬い」と感じる児童もいたようでした。また、「先生これ何の肉?」とお肉だと思っている子もいました。飛鳥汁は飛鳥時代に作られていた料理で、その当時は貴重だった牛乳を使って作られていたそうです。味噌ベースの汁に牛乳を入れることで味がまろやかになります。子どもたちは牛乳を使っているとは思わなかったようで、牛乳が入っているというと「えー!!」ととても驚いていました。見た目が白っぽく、ちょっと抵抗がある子もいたのですが、飲んでみると「おいしいね」とおかわりする子もたくさんいました。