学校日記

8月27日(金) 今日の給食

公開日
2010/08/27
更新日
2010/08/27

今日のできごと

 今日の献立は鶏飯・野菜のごま和え・かるかん・牛乳です。
 今日は日本の郷土料理、「鹿児島県」の郷土料理です。鶏飯は鹿児島県の奄美大島の郷土料理です。ご飯の上に鶏肉をさいたもの、錦糸卵、沢庵や椎茸を甘辛く煮付けたものをのせ、鶏のがらからとった出汁をかけて食べます。鶏肉は13キロもあり、さくのに3人でも40分以上かかる作業です。さらにゆでたては熱く、粗熱をとっても大変な作業です。卵は天板で一枚ずつ薄焼き卵を作り、千切りにしました。
 かるかんは鹿児島県の郷土料理で、代表的なお菓子です。やまいもを使い、ふわっとした軽い口当たりになります。今日はながいもを使いました。卵白をよく泡立て、長芋を混ぜ、上新粉を加えて生地を作ります。生地をカップに注ぐときにながいものねばりがうまくアルミのカップに入らず、時間がかかりました。
蒸しあがりは思っていたよりふんわりとは仕上がらなかったのですが、味はしっとり、素朴な味のかるかんに仕上がりました。
 鶏飯は子どもたちが配ぜんするときには出汁とご飯を別々にしました。配ぜんするときに出汁をかけてしまうといただきますをする前にご飯が汁を吸ってしまうためです。
中には出汁をまったくかけずに食べ始めている子もいたので、「汁をかけてたべてね!」と声をかけました。お茶漬けのようにサラサラと食べられるので、「これ、おいしいね」とよろこんで食べていました。
 かるかんはその見た目から「先生、これなんなの!?」とどのクラスからも言われましたが、「おいしい〜!」「なんかもちっとしていておいしい」と言って食べていました。かるかんがアルミカップからうまくはずれず、子どもたちはアルミカップと格闘していました。なんとかくっつかないようにする方法を考えたいと思いました。