学校日記

6月3日(木) 今日の給食

公開日
2010/06/03
更新日
2010/06/03

今日のできごと

 今日の献立はご飯・鰯のぬかみそ炊き・がめ煮・アンデスメロン・牛乳です。今日は福岡県の郷土料理です。
 鰯のぬかみそ炊きは鰯をぬかみそを使って煮た料理です。鰯の臭みをぬかみそがとってくれます。今日は骨まで食べられるように9時半ごろから11時半ごろまで煮ました。中骨はまだ少し硬かったのですが、小骨は柔らかく、身と一緒に食べられるほどになりました。
 がめ煮は「筑前煮」とも呼ばれます。鶏肉とごぼうや蓮根、椎茸、人参、芋、こんにゃくなど油で炒めてからをしょうゆや砂糖で煮ます。ごぼうや蓮根は給食で使っている鉄釜で煮ると黒ずんでしまうので、アルミの中鍋を使って別に煮てから他の材料と合わせました。色が黒ずむこともなく、また時間をかけて煮たので味が染みておいしいがめ煮ができました。
 1年生や2年生は骨を取るのに苦労している子、また骨の取り方がわからない子がいました。教えてあげるとすぐ理解して骨を取り始めました。中学年以降になると骨をきれいに取れる子が多くいました。「骨があるから魚が嫌い」「うまく取れなくていらいらする」といった理由で魚が嫌いな子も結構います。骨の取り方さえ覚えてしまえば食べられる子もいるので、ぜひおうちで骨つきの魚をお子さんと一緒に食べていただきたいと思います。
 煮ものは苦手な子が多いのですが、芋を里芋ではなく、じゃがいもにし、味もしっかり目につけたので、食べやすかったようでした。
 鰯も煮ものも子どもたちがあまり得意ではないので心配しましたが、「おいしい!」と食べていて安心しました。