【2年】規則性の発見
- 公開日
- 2025/03/14
- 更新日
- 2025/03/14
2年生
算数科の学習は「まとめ」と「復習」の段階に入っています。
今日は教科書を離れ、思考力を育む問題に取り組みました。
階段を使う際の上り方に何通りあるのかについて調べました。
「1段とばし」まで可能という条件にすると…1段は1通り、2段は2通り、3段だと3通りの上り方がありました。
そこで、教員から「じゃあ、4段だと4通りになるのかな?」と発問しました。実際に調べると…4段の場合は5通り、5段では8通りでした。
さらに「6段のときは?」と発問。図を描いて調べる児童、表にまとめる児童など、様々な方法で考えました。
教室の集中力が高まります。すると「分かった、13通りある!」との発言が出ました。2つ前の数と直前の数を合わせると、該当する段数の答えになるというのです。みんなで確認すると、本当に13通りありました。
この規則に合わせると、7段は21通り、8段は34通りになります。
この並び方を「フィボナッチ数列」と言います。子どもたちが、試行錯誤から規則性を発見した瞬間でした。