学校日記

5月20日(月)の給食

公開日
2019/05/20
更新日
2019/05/20

給食

↑アスパラガスの根元に近いところはピーラーで薄く皮をむき、粉チーズと一緒に春巻きの皮で巻きました。
↑じっくり揚げて、完成!シンプルです!

・チャーハン
・アスパラガスのパリパリ春巻き
・春雨スープ

 香川県のアスパラ農家、植村さんのアスパラガスで春巻きを作りました。実は今年のアスパラガス、例年よりも生育が遅れているようで、長野県のアスパラガスが入荷しませんでした。そのことを先月末にうかがったので、四国の方はどうですか?と尋ねたところ、香川県のものがあることが分かりました。なんと、前に産地訪問をさせていただいた農家さんでした。とても熱心なアスパラ農家さんで、いつかこの方のアスパラガスを子どもたちに食べさせてあげたい!と思っていましたが契約がありませんでした。そしてこの度チャンスを得て、このアスパラガスをどうにか美味しく、素材の味を感じられるように提供したい!と思い、今日のようになりました。
 毎年、アスパラガスは「給食で素材の美味しさを引き出して提供するのが難しい」と感じている食材の一つです。ゆでたてのアツアツは提供できない、ゆで上げは味が良くても色が悪くなる、アスパラガスのもっている水分が多いので天ぷらにしても時間が経つとフニャフニャになってしまう、今まで買っていた春巻きの皮で包むと厚みがあり過ぎて固くて食べにくい、などなど試行錯誤の連続でした。今年、ようやくその解決策にたどり着き、子どもたちにとっても食べやすく、アスパラガスの美味しさを表現できる料理に仕上がったように思います。それには、調理員さんの“ギリギリまで揚げるのを待つ”という大変な決断も成功の大きな要因です。本当に、調理員さんには感謝です。

〈主な食材の産地〉
にんにく(青森)
生姜(高知)
長ねぎ(茨城)
筍(鹿児島)
ニラ(高知)
人参(徳島)
小松菜(埼玉)
鶏卵(秋田)
緑豆春雨(タイ)
あさりむきみ(熊本)
海老(マレーシア)