本当に人と話をする機会がめっきり減りました。人と直接会って話すことを自粛しているわけですから当然なのですが。
　本日、Web会議に参加しました。全日本中学校長会の関係会議だったのですが、久しぶりにお目にかかる？先生方と画面越しですが顔を見ながらの話し合いは有意義でした。
　やっぱり人間は人とのつながりの中で生きているんだなあと再認識もしました。
　でも、今は我慢の時です。この一ヶ月間でなんとか収束に向かうように与えられた使命（Stay Home）を全うしましょう。

４月も中旬を迎えると、１年生は中学校に、２・３年生は新しい学級になれ始め、生徒皆さんの元気で爽やかな声が学校中に響き渡っていたことでしょう。
今日は雨、そして風も強く肌寒い一日。
校庭から見る校舎や少し薄暗い教室は、その寂しさが一層際立ちます。
こんな日は、いつもと比べて気持ちが沈み込んでしまうかも知れません。そんな時は、お風呂に普段よりゆっくり入ってリフレッシュする、散らかっていた本や冊子を片付けるなど、気持ちを上向きにもっていける何かを行うとよいかもしれません。何かを見つける行動、それだけで人は前向きなれるのではないでしょうか。

目黒区立の学校は臨時休業中が続き、自分だけでなく大切な人も感染しないよう、外出を控える日が続きます。
ですが、一人ひとりができること、やるべきことがあるので、今は家庭でがんばってほしいと思います。
ため込んだその力、皆が再開できるその日から存分に出しください。
学校は、あなたたちが登校するその日を、今か今かと待っています。

非常事態宣言が発出されての週末、皆さんはどのように過ごしていましたか。
我が家では、衣類の断捨離を決行することとしました。クローゼットを整理し出すと就職した頃に着ていたスーツなどが次々と発掘されました。
この衣類は捨てるしかないのかと葛藤していたのですが、ユニセフ等古着を引き取って再利用してくれる団体があるようで、そちらに提供することにしました。
まだしばらくは、行動に制限が必要です。自他共に健康でいられるように、正しい行動をしてください。

　いつも使っている日めくりカレンダーに「今日の言葉」として生活への助言が書かれています。本日は、
「一番強いのは”続ける才能”」
とありました。
　今、外出制限がある中で、これまで続けてきたことができなくなってしまっている人がいると思います。でも、何か工夫すればやり続けられるはずです。テレビでは、連日トップアスリートの皆さんが、独自のトレーニングを紹介している映像が流れてきます。
（私も肩甲骨を動かす訓練を始めました。）

　学習でも体力でも　続けること　が大切なのですよ。

　先月、ある日突然全国の学校が一斉休校となりました。誰も想像していなかった出来事でした。１年間の総まとめの時期であったため、本当に大変な毎日でした。
　それでも先月の休校の時は、教職員が出勤していて、生徒のために何か工夫できることはないかと知恵を巡らせていました。大変な状況ではありましたが、文字通り考え方を「大」きく「変」えて、学校がひとつのチームとして前向きに取り組んでいました。
　ところが今回は、先月のように顔を合わせることができません。それでも目黒中央中学校の全教職員は、くじけませんよ。学校が再開されたときのためにしっかり準備をしておきます。
　生徒の皆さんも、「自立と共生」の精神で、正しい行動をとって生活してください。