20191115 親子丼、冬野菜のみそ汁
- 公開日
- 2019/11/15
- 更新日
- 2019/11/15
本日の給食
『親子丼(おやこどん)』は、鶏肉・たまねぎなどを「割り下(わりした)」で煮て、卵でとじ、丼飯の上にのせた料理で丼物の一種です。
『親子丼』というのは、「鶏の肉と鶏の卵を使うこと」に由来します。「親子どんぶり」が本来の呼び名でしょうが、その略称である「親子丼」がよく使われます。丼物のたねを作るときに使う直径16cm前後の浅い鍋の名前は『親子鍋』と言い、「親子丼」が名前の由来だそうです。
学校では、その鍋で1人分ずつ作ることが不可能なので、グラタン皿を使って工夫してみました。ごはんの上へのせて丼にして食べるのも良し、おかずとして食べても良しで、自分の好みで食べることにしました。
ちなみに『親子丼』の発祥は、東京の人形町(日本橋)にある軍鶏(しゃも)料理専門店「玉ひで」といわれています。
5代目当主・山田秀吉の妻「山田とく」が、鳥寿㐂(軍鶏鍋鳥鍋)を食べていた客が鍋の〆に卵でとじてご飯と共に食べて「親子煮」と言っていたのを、食べやすいように飯にかけて一品料理とする事を、明治24年(1891年)に考案しました。
当初は、シャモの肉と卵をしょうゆとみりんで味付けするというシンプルな鶏肉料理でした。また、生卵を食べる習慣がなかったので、完熟状態のとじ方でした。
丼物の中では最も低カロリーで、カツ丼と比較すると約2/3カロリーといわれています。そして、鶏肉と卵の組み合わせから「良質タンパク質」をたくさん摂取でき、さらには玉ねぎに含まれるオリゴ糖によって腸内改善の効果も高まります。
《本日の食材》
鶏肉(山梨県)たまご(青森県)
かぶ(千葉県)さといも(埼玉県)糸みつば(静岡県)
たまねぎ(北海道)にんじん・長ねぎ・ごぼう(青森県)