【本日の給食】(151113)さつまいもごはん、松風焼き、お浸し、かき玉汁
- 公開日
- 2015/11/14
- 更新日
- 2015/11/14
本日の給食
『さつまいも』は、秋が“旬”の野菜です。イモ類の中でもっともビタミンCが多く、そのビタミンCは熱を加えても壊れにくいのが特徴です。
また、ビタミンEやカリウム、β—カロチンも含み、便秘を解消してコレステロールを取り除く食物繊維が豊富です。ヤラピンという成分を含んでいるので、さらに便通を促します。ヤラピンとは、さつま芋を切った時に出る白い樹脂の成分です。
胃腸が弱って便秘がちな人や、習慣性の便秘の人には、とくに効果のある野菜です。また、滋養強壮の作用もあり、身体がだるいときや食欲不振の時に非常に効果的な食品です。
さつまいもの保存の適温は摂氏15度、冷蔵庫に保存すると、冷えすぎて繊維が壊されるおそれがあるので、新聞紙に包んで室内の冷暗所に保存します。この時のポイントは、水気が付くと腐りやすくなるので、水気を完全に取って濡れた状態で保存しないことです。
さつまいもの美味しさは、デンプンが麦芽糖に変わることで生まれる甘味です。含有されているアミラーゼ酵素が働いて変わるのですが、この調理のもっとも適した温度は摂氏50度です。石焼芋のおいしさは、じっくりゆっくりの焼き方に秘密があると言えます。
使い古した鍋に小石を敷いて、弱火で40〜50分ほど加熱すると、家でもおいしい石焼芋が作れます。
【学校栄養職員;武 高子】
《本日の食材》
豚挽き肉(熊本県)雛鳥挽き肉(徳島県)たまご(青森県・秋田県)
小松菜(東京都)さつまいも(千葉県多古町)
ほうれん草(埼玉県)もやし(山梨県)
にんじん・たまねぎ(北海道)