三中日記

12月16日(木) 今日の給食〜世界の料理ロシア編〜

公開日
2010/12/16
更新日
2010/12/16

今日の給食

 今日の献立は、手作りピロシキ、ボルシチ、紅茶とりんごのケーキ、牛乳です。

 今日はロシア料理です。ピロシキもボルシチも元はウクライナの料理で、ロシアや東欧各地に広まったのだそうです。

 ピロシキの生地はイーストを使って発酵させた手作りです。ひき肉、玉ねぎ、にんじん、春雨を炒めて塩、こしょう、しょうゆで味付けしたものを包みました。しっかり閉じないと揚げたときにとじ目が開いてしまうので、とても苦戦しました。手間はかかりますが、「中に何が入っているの?」「おいしそう!」「揚げパン?」と、生徒は興味津々で、喜んでいる顔を見るととても嬉しくなりました。

 ボルシチは世界三大スープの一つで、牛肉やキャベツなどの野菜をじっくり煮込んだスープです。最大の特徴はビーツの赤い色!トマトとも違う、独特の深い赤紫色です。ビーツの色はよく煮込んでしまうと鮮やかでなくなってしまうので、下ゆでしてから最後に加えました。下ゆでするときは皮付きのまま、酢、塩を入れてゆでると色の流失を防げます。(それでもゆで汁は真っ赤になりますが、、、)
「なんでこんなに赤いの!?」「これ(ビーツ)何?」という声がとても多く、「ビーツという、土の中で育つ野菜だよ、スープの色はビーツの色です」と答えました。
滅多にビーツを食べる機会はないと思いますが、生徒の心に残ったのではないでしょうか。