学校日記

全校朝会(2/10)

公開日
2014/02/10
更新日
2014/02/10

今日のできごと

校庭の雪に紅梅が映える朝となりました。全校朝会では,現在行われている冬季オリンピックでの出来事を中心に校長講話が行われました。なお,目黒区及び地域行事にかかわる表彰も行われました。
[校長講話]
先週の土曜日、東京でもたくさん雪が降りました。東京の都心では27センチ雪が積もりました。都心で20センチを超える雪が積もったのは1994年以来、20年ぶりだそうです。20年ぶりの大雪ということになります。20年に一度のことですから、次に今回のような大雪があるのは、みなさんが大人になってからのことかもしれませんね。小学校何年生のときに大雪が降ったなあと覚えておくのもいいのではないかと思います。併せて、そのときはソチオリンピックをやっていたなあと思い出してみてください。

さて、雪と氷の祭典、冬季オリンピック・ソチ大会が始まりました。私は、昨日の日曜日、朝早く3時ごろから起きて、スキー競技の女子モーグルをテレビで見ました。注目していた選手は、前にお話した5回目のオリンピック出場となった上村愛子選手です。
上村選手は、準々決勝、準決勝、決勝の3本を滑りました。準々決勝は、20人の選手が滑り、上位12人の選手が準決勝に進みます。上村選手は9位で準決勝に進みました。
準決勝は、12人の選手が滑り、上位6人が決勝に進みます。上村選手は決勝進出ぎりぎりの6位で決勝に進みました。
決勝では、「自分の滑りをする、攻めの滑りをする」と心がけた上村選手は、4位になりました。上村選手の5回のオリンピックの成績は、7位、6位、5位、4位、そして4位となり、念願のメダルには手が届きませんでした。競技の後、上村選手は「滑り終わった瞬間、わーっと涙が出ていました。3本すべて全力で滑れたという満足感と、オリンピックという舞台でよい滑りができてよかったという気持ちです。ここまでがんばれてよかったです。とても清々しい気持ちです。」と、話していました。
上村選手は、5回のオリンピックに出場して、メダルを獲ることはできませんでしたが、目標をもってがんばり続けること、自分の力を出しきることの大切さを、改めて教えてもらったように思います。私は、上村選手に「感動をありがとう。お疲れ様でした。」と伝えたい気持ちになりました。

ところで、東京に積もった雪は、しばらくは消えないと思います。解けかけた雪がまた冷えて氷になることもあります。わたしたちは、オリンピック選手とちがって、雪や氷に慣れていませんので、雪や氷の上でジャンプしたり回ったりしないようにしましょう。転んで大きなけがをしてしまいます。雪や氷の上を歩くときは、滑りにくい靴をはいて、小またで歩くのがよいそうです。しばらくの間、雪や氷で滑らないように気を付けて生活しましょう。