4月10日(水)の給食
- 公開日
- 2019/04/10
- 更新日
- 2019/04/10
給食
↑新筍をいただける季節になりました!!
↑新しい調理員さんが着任され、五本木小学校の給食を勉強中です。
・赤飯
・鰆の西京焼き
・千草和え
・若竹汁
・牛乳
今日は、今年度初めての給食でした。高学年の保護者会でもお伝えしましたが、今月は給食時間の過ごし方を学校全体で共通理解してすすめることとしました。今までも原則は共通していましたが、子どもたちの生涯にわたる心身の健康を目指し、「一歩レベルアップした食事の時間にしよう」と子どもたちには伝えました。その理由や経緯も全校に説明をしました。きっと様々な変化に対し、動揺する子も出ているのだろうと思います。
子どもたちにとって一番大きな変化は、一食分の給食をできるだけ均等に配り、それを減らしも増やしもしないということではないでしょうか。体の大きさ、運動量など、それぞれ食欲などもあるかと思いますが、一人分の量を子どもたち自身が意識することを大切にしようと考えています。現在、私たち栄養士に求められているのは、個々に対応した栄養管理や指導です。もちろん偏食傾向のある子や、辛い経験による一部の食材への小食などがあるのも理解しています。ですから、一様に“同じ”といかないことも踏まえた上で、五本木小学校として「子ども自身が自分の体の成長に向き合う」きっかけとしての一か月になればと考えています。食べる事を不得意とする子ども達がご家庭に帰って給食の話をした時には、ぜひ「食べられなかった(残した)こと」に注目するのではなく、「少しでも食べてみた、挑戦してみたこと」に注目して応援していただければ、きっと子どもたちは少しずつ、その一口の挑戦から自信をもてるのではないかと思います。今日は、初日だから頑張ってのことかもしれませんが、何人かの変化に担任の先生と喜ぶことがありました。
それは、今まで何年も給食のおかずを口にしなかった子が、一口食べたのです。それが一人ではなく、何人かいます。「自分は、親も食べなくて良いと言っているから、食べなくて良いんだ。」といっていた子でした。好き嫌いで、いただきますを言ったとたんに席を立ち、その器にあるほとんどを食缶に返しに来ていた子も、今日は残さず食べたのです。今日の給食は、決して極端に食べやすい献立ではなかったのにです。
今日はたまたまかもしれない、無理に頑張った結果なのかもしれないと、浮つかないように気を付けながら、今月いっぱい子どもたちの様子を見ていこうと思います。
子どもたちの生涯の健康のために、いま大人ができることを一丸となって考え行動していきたいと思います。どうぞご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
子どもたちの様子や、変化など、次号の食育便りのご意見&ご質問コーナーを活用してお知らせいただければ幸いです。
長文をお読みいただきありがとうございました。
主な食材の産地
米:ななつぼし(北海道)
だるまささげ(岡山)
もち米:ひめのもち(千葉)
マッシュルーム(岡山)
花かつお(鹿児島)
本鰆(韓国)
生わかめ(北海道)
キャベツ(愛知)
人参(徳島)
たけのこ(福岡)
糸みつば(埼玉)
小松菜(東京)