ベストを尽くすということ
- 公開日
- 2018/10/11
- 更新日
- 2018/10/11
給食
給食だけでなく料理の世界には、表立って分からないようなたくさんの調理があります。
それは、誰に褒められるわけでもないような少しの努力かもしれません。また、仕事だから当たり前と言われるかもしれません。でも、五本木小学校の給食は、そんな調理員さんの「ベスト」が積み重なって完成します。だから美味しいのです。
↑白和えに入れる菊の花をきれいに仕上げようと、きれいに茹でる条件を整えて、ゆで時間や冷やし方など気を配りながら調理します。
↑練りごまを買えば済むことでも、ごまを煎り、給食室で粘り強く香り高い練りごまを作っています。
↑きれいな汁物を作ろうと、ゴボウのアクをこまめに丁寧に取り除いています。
そんな姿を見た時は、あ〜〜〜〜有難いな。と、心が動きます。
「安全で安心で、美味しいのが当たり前」、そんな風に思う人は多いかもしれませんが、これは間違いなく、調理員さんたちの小さくて大きい努力の結晶なのです。手を抜こうと思えば、いくらでもごまかすことはできます。(もちろん味に出ます。)
大げさには書きましたが、きっとご家庭でも「子どもたちが喜ぶように」「旬のものを」「健康のために」「温かい食事を」「今日はお祝いだから…」など、たくさんの想いと工夫がつまったごはんを作っている誰かがいらっしゃるのでしょう。
それは当たり前ではありません。いつも、ありがとうございます。