学校日記

2月5日(月)の給食

公開日
2018/02/05
更新日
2018/02/05

給食

↑下味をして、衣を付けて揚げます。サメの身は、他の魚と比べて肉質が全然違います。
↑揚げたサメに、出汁をかけて完成。

・麦ごはん
・サメの揚げ出汁
・からし和え
・わかめとじゃが芋のみそ汁
・牛乳

 今日は、サメを給食に出しました。この度、調べて初めて知ったのですが、日本人はずいぶん前からサメを食用にしていたことです。なんと、江戸時代の文献にはすでに「ふか」という記録があったそうで、大きなサメを食べていたというのです。さて、多様な食文化が交わるようになってから、各国で中華料理の高級食材であるフカヒレをめぐって、たくさんの課題があがっています。フカヒレを取るためだけにサメを大量に捕獲し、身の部分は食べずに廃棄するという問題です。日本のフカヒレ生産は、それとは違うという報道や事実はあるようですが、世界的にはメを絶滅に追い込む重大な問題となっています。このことは、本当に繰り返されている人類の失敗です。経済を優先した結果は、本当にさまざまな形で地球に負担をかけています。
 ユネスコスクールである五本木小でできることはなんだろうと、食を通してまた考える機会を得てしまいました。「食から学ぶこと」を、子どもたちと考えていきたいと思います。

主な食材の産地
サメ(宮城)
わかめ(北海道)
生姜(高知)
にんにく(青森)
小松菜(埼玉)
人参(埼玉)
じゃが芋(鹿児島)
長葱(千葉)
もやし(栃木)
キャベツ(神奈川)