【本日の給食】ごぼうピザトースト、ボルシチ、アップルゼリー(121115)
- 公開日
- 2012/11/15
- 更新日
- 2012/11/15
本日の給食
“ごぼう”は、旬の野菜です。中国から薬草として入ってきたもので、日本で改良して、宮廷などで料理に使われてきました。ごぼうを野菜として栽培化したのは日本だけです。茨城県と千葉県で全国のほぼ3分の1が生産されています。八百屋さんに行った時“ごぼう”の産地を確認してみるよう伝えました。
ごぼうを切って放置しておくと黒褐色に変色します。これは、ごぼうに含まれているポリフェノールが、酸化酵素のポリフェノールオキシターゼの作用を受けるからです。ゴワゴワとした歯ごたえは多糖類のイヌリンというものです。体内でブドウ糖に変わりにくく、消化吸収されず、食物繊維として排出されます。このときに腸内の発がん物質を吸着するので、大腸がんの発生率を低くする効果があります。コレステロールも排出してくれるので、動脈硬化の予防にも効果があります。
【学校栄養職員;武 高子】
《本日の食材》
豚肉・豚挽肉・豚骨(宮崎県)鶏ガラ(徳島県)
きゃべつ(東京)じゃがいも・たまねぎ・にんじん(北海道)
にんにく・ごぼう(青森県)パセリ(青森県)