新年を迎え、最初の朝礼で
- 公開日
- 2013/01/08
- 更新日
- 2013/01/08
校長室より
1月8日(火)、冬季休業期間が終わり学校がスタートしました。新年を迎え、最初の朝礼で生徒に向けて、校長より講話がありました。その内容を要約すると、
「今日は2つのお話をします。最初に、年末の朝礼で生徒の皆さんに、新年に立てる目標はゴールのある目標を設定をしてほしい、という話をしました。皆さんはゴールのある目標を立てることができましたか? まだ目標を立ててないようなら、今日、家に帰ったら、ぜひ立てるようにしてください。
次に、12月の人権講演会で皆さんの書いたワークシートを見せてもらいました。その中に書かれた内容についてお話ししたいと思います。仲間力と人権のことを考えるところで、仲間力は人権と言うより組織やリーダーのことを言っているではないか、という意見がありました。確かに、仲間力は組織やリーダーのことと関係が深いと思いますが、三中で言いたい仲間力は、より良い集団を作るための仲間力です。お互いの力を認め合って、目標に向かうという仲間力を発揮することで、結果的により良い集団を作ることができます。お互いに認め合っている者同士なら、人権侵害を生むようないじめは起こりにくくなります。そういう意味での仲間力なのです。
お互いがわかり合ってないことによる無理解や偏見から、相手を傷つけるような言葉や行為が生まれます。今、世界で起こっている戦争や紛争の中で、お互いを理解ししないで偏見を持っている例がたくさんあります。歴史で習ったとおり、昔、日本とアメリカは戦争をしていました。その時も、相手への無理解や偏見がたくさんあり、互いに見下し戦争になっていきました。
そういうことからもわかるように、無理解や偏見をなくしていかなくてはいけません」