五光製作所見学
- 公開日
- 2009/12/24
- 更新日
- 2009/12/18
今日のできごと
3年生は社会で「わたしたちのまちの工場」の学習をしています。目黒区の地図を見て、工場が集まっているところに色を塗ってみると、中根小のまわりには工場が多いことがわかります。そこで、その中の一つ「五光製作所」に見学に行きました。
五光製作所は、観光バスや新幹線のトイレを作っている工場です。中根小から歩いて5分。その間にも印刷工場やダイヤモンド工場など、いくつかの工場がありました。みんな「近くにこんなに工場があったんだ。」と再発見の驚きがありました。
五光製作所では、トイレができるまでの製造過程を丁寧に説明してくださいました。営業部が注文をとってから、図面をかき、部品を購入し、組み立て、検査をし、梱包して送りだします。それぞれの部署で役割分担をし、よりよい製品を作り出す努力をされていることがよくわかりました。部品を購入するときには少しでも安くて丈夫で納入の早い会社を選ぶこと、組み立てるときには安全を第一に作業すること、検査をするときにはお客様の注文通りに製品が完成しているか一つ一つチェックしていることなど、働く方の心意気にも触れることができました。
また、検査をする部署では、子ども一人一人にトイレの検査の体験をさせてくださいました。家庭用のトイレが一回につき十リットルの水を流すのに対し、五光製作所のトイレは五百ミリリットルの水しか使わないそうです。空気の力で吸い込む際のシュボッという音を聞き、みんな「おおっ!」と驚いていました。
各部署で説明をうかがったり、質問をしたりしながらの長時間の見学でしたが、子どもたちは、メモを取りながら、熱心に見学していました。日記にも、「工場はただ作るだけじゃなく、注文を受けたり、検査をしたりすることがわかりました。」という感想を書いた子がいました。