7月19日(火)の給食
- 公開日
- 2022/07/19
- 更新日
- 2022/07/19
給食
給食で日本一周〜宮崎県〜
・牛乳
・冷や汁
・揚げ鶏の南蛮漬け
・バレンシアオレンジ
今日は、宮崎県給食です。
冷や汁は、出汁と味噌で味を付けた冷たい汁物料理です。この汁をごはんにかけて食べます。鎌倉時代頃に、お坊さんによって日本全国に広められました。この冷や汁は、熱く湿気の多い宮崎県の気候風土にあっていたため、宮崎県の代表する郷土料理として根付いた、と言われています。全国的には「ひやじる」と呼ぶことが多いですが、宮崎県では「ひやしる」と呼ばれています。暑い夏場の農作業の合間に、農民たちが簡単にすばやく食べられる料理として冷や汁が好まれたようです。また、漁師の家では忙しい漁に合間に魚の身をつぶして冷や汁にして食べたようです。
揚げ鶏の南蛮漬けは、鶏のから揚げを唐辛子入りの甘酢たれに漬けた料理で、こちらも宮崎県の郷土料理です。宮崎県延岡市の料理店で働いていた二人の料理人が考え出しました。この二人の料理人は、後に別々の食堂をたちあげました。この時、片方のお店が、揚げ鶏の南蛮漬けにタルタルソースをつけてお客さんに出しました。鶏の南蛮漬けにタルタルソースがついていることが多いのは、このためです。
今日の冷や汁は鰺を入れて作りました。宮崎県給食を味わってみましょう!
<主な食材の産地>
まあじ(長崎),豆腐(大豆:佐賀、新潟),減塩みそ(大豆:国産),鶏肉(宮崎),精白米(秋田),玄米(秋田),国産米油,きゅうり(宮城),しそ葉(愛知),みょうが(高知),しょうが(高知),にんじん(青森),長ねぎ(茨城),バレンシアオレンジ(和歌山)