学校日記

端午の節句は、どう過ごされましたか?

公開日
2020/05/07
更新日
2020/05/07

給食

 5月5日はこどもの日ー!久しぶりに買い出しの日として、地元商店街に出ました。和菓子屋さんが「今日だけは、やります」と、営業していて、行列ができてる和菓子屋もありました。行列は今は避けなければならないけど、柏餅を求める日本人、季節感を楽しむ心にほっこりしました。
***********
という話を他校の栄養士さんから聞きました。そうだ、五本木小学校のみなさんは、どんな風に端午(たんご)の節句【こどもの日】を過ごしたのでしょうか。柏餅や鯉のぼり、兜を飾ってお祝いをしたご家庭もあるのでしょうか。
 五本木小学校の給食では、「行事食」と言って、できるだけ日本の年中行事を意識できるような献立を考えています。日本でも世界でも、年中行事はたくさんあります。そもそも、なぜ行事をするのでしょう?考えたことはありますか?

 それぞれの節句には独自の意味がありますが、どれもその季節に合った行事食を供え、その後でみんなで食べます。もともとは、神事であったわけですが、今はその要素は薄くなりながらも残っています。現代あらためて、節句をふくめ年中行事を大切にする理由は、家族や親戚、近所の人などが行事によって集い、あらためて誰かのために時間を割くことにあると思います。「愛とは、その人に時間を割くことだ」なんて吉武先生が言っていましたが、本当にそうだなと思います。こどもの日には子どもに向けて、先人を敬う日には先人たちに向けて、父の日、母の日、そんな一年の中の様々な行事は、普段言わずに流れている日々に、ふと立ち止まって願いや思いを表現したり共有したりする機会なのだと思います。それを重ねることで、いつの間にか子どもたちは愛されていることを感じ取っているのだと思います。
 慌ただしい現代こそ、心が不安でいっぱいになりそうな今こそ、節句や年中行事、○○の日を、大切に過ごしたいものですね。

 写真は、こんな風にお祝いをしたよと見せてくれた新米お父さんからもらった写真。すごい!自分たちで作ったのだそうです。お祝いの仕方に型は無いのだ!と、あらためて感じました。