鯖の味噌煮の話
- 公開日
- 2017/12/07
- 更新日
- 2017/12/07
給食
今日の鯖の味噌煮は、魚料理の中でも人気のある逸品です。魚の味が残るように、味がボケないように、美味しく煮るのが給食室の目標です。
今日の工夫を紹介します。
↑サバは、酒を振って下味をして、湯にくぐらすことで臭みをすてます。これを霜降りすると言います。家でも、さっと湯をかけ捨ててから料理するだけで、料理がぐんと美味しくなります。
↑サバを煮た煮汁を、ごはんに合うタレに変身させるべく、アクや野菜くずを濾して煮詰めることにしました。
↑サラサラだった煮汁を15分間煮詰めたら、田楽味噌のようなタレに!
今日も、「魚の骨をのどに…」という連絡はなく、無事に給食時間を終えましたが、骨への苦手意識はまだまだなくなっていないことを子ども達からはちらほら聞きます。骨をよけるのが“下手で”とか、“めんどくさいから”という感覚を、卒業までに“美味しいから食べたい”という気持ちに変えられるようにするのが大切かと思います。肉料理だけでなく、魚料理を美味しいと思えるようになれば、きっと将来も魚料理を選べる大人になると思います。そのことが、その子の健康に役立つのは、世界でも認められている和食の優れている点です。
さて、給食ではなかなか提供できない「焼きたて」「できたて」の魚料理が出せるのが、ご家庭の強みです。学校とご家庭でいっしょになって、子ども達を“魚好き”に☆
もし今週、魚を食卓にあげて今晩の夕食は、魚にしてみませんか?