学校日記

5月8日 百科事典の使い方(出前授業)

公開日
2012/05/08
更新日
2012/05/08

今日のできごと

怪傑ゾロリやポプラディアという児童向け百科事典を出版しているポプラ社から出前授業に来ていただきました。参加したのは5年1組と2組です。1時間目は班に分かれ、決められた項目を12巻の中から協力して探し出したり、国語辞典との違いについて勉強しました。どのようにしたら早く項目を探すことができるか、載っていない言葉を探すためには言葉を言い換えて見つける。索引を開いてみる、などこれからの調べ学習には大変役に立つお話をたくさんしていただきました。現在、学校図書館には、2001年版と2011年版があります。2001年版には、その時以降のことは載っていません。これは、本の最後のページにある奥付に注意を向け、調べ学習の時にも大切な事柄です。奥付を書き留めることによって、作者、書かれた年代、他の本にも注意を向け、調べた本にいつでも立ち返れるという基本的なことを教えていただきました。2時間目は、パソコンルームに移動し、ポプラ社のポプラディアネットを使いました。ポプラディア百科事典に載っていない最新の情報が出ていたり、操作が簡単なこと、動画や音声が見たり聞いたり出来るということを知りました。各項目には、日本十進法(NDC)も書かれているので、図書館で同じような本を探したいときその分類の棚に行くと見つけやすいということも分かりました。
最後に、これからの調べ学習では、図書館の本とパソコンの両方を上手に使えるようになってほしいというメッセージをいただきました。本、インターネットともに良いところがあり、本は専門的な人が出版社から責任をもって発行されているので、確かな情報であるが、作られた年があるので、その時より後のことは書かれていません。インターネットは、最新の情報が出ているかも知れませんが、誰が作成したのかが不確かで、チェックしている人もいないので、注意が必要です。5年生は、積極的に作業に取り組み、楽しそうに参加していました。
(図書館支援員 花川)