学校日記

オリパラ講演会(12月22日)

公開日
2016/12/22
更新日
2016/12/22

校長室より

パラリンピアン小西瞳さんの講演をいただきました。全校生徒でお話を伺いました。

12月最終登校日、この4ヶ月のまとめとして、特別講演会を実施することができ良かったです。大西瞳さんに心より感謝いたします。講演会希望倍率の高い中、大鳥中に来ていただきました。統合で頑張ったご褒美かな、区の陸上競技会で大躍進したご褒美かな、まさしくセレンデピティ。頑張った大鳥中へのごほうびと感謝してご講演を伺いました。

大西さんは、ご存じのように今最も注目されている人気アスリートです。リオで100m走第8位、走り幅跳び6位入賞という優秀な成績を収められたのはもちろんのこと、NHK番組の司会、テレビコマーシャルでもカッコイイ走りが評判を呼んでいます。

そんな大石さんにご講演をご依頼したきっかけは、この秋、私達中学校長会、そしてPTA会長さん達の中P合同研修会でお話を伺ったことです。その話の内容、ポジティブな生き方に超カッコいいと皆感動し、すぐに大ファンになりました。是非とも学校で生徒達にもお話をと依頼が殺到した次第です。

ちょうどその頃、大鳥中では2年生対象の車いすバスケット講演会がありましたが、1年3年にも是非同じような機会をという希望が強く出ていました。そんな訳で、大西さんのお忙しさは十分承知していましたが、無理を言ってお願いした次第です。区役所勤務、練習、ボランティア活動でお忙しい上、東京中から講演依頼があり、テレビでもアイドル。想像を超えた忙しさであるにもかかわらず、合間をぬって本校に来ていただきました。

生徒には、体育館で華麗な走りを披露して下さり、義足も見せて下さいました。パワポや映像でたくさんパラリンピックの学習をさせていただきました。「足がなくなっても、充実している。病気になっても決して不幸ではなかった」というおことばが耳に残ります。ショックを乗り越えて、たくましく立ち直られたレジリエンスの力、生徒たちはたくさんの刺激を受けたようです。生徒代表の感謝のことばには、「人生何があるか分からない、そんな場合も夢を失わず、前を向いて進んでいきたい」というような力強いコメントがありました。

ご講演終了後、控え室には長蛇の列ができ、感謝を述べていました。5組も駆けつけました。サインもほしがっていて、アイドルの講演会さながらでした。