6月17日 今日の給食
- 公開日
- 2011/06/17
- 更新日
- 2011/06/17
今日のできごと
今日の献立はパエリア、ソパ・デ・アホ、チュロス、牛乳です。
今日は世界の料理献立です、今回は「スペイン」の料理です。スペインと言えば魚介や野菜をたっぷり入れた米料理の「パエリア」がとても有名です。本来は「パエジェーラ」という鍋を使って作りますが、給食ではご飯に具を混ぜて作ります。しかし味は本格的なパエリアに近くなるように作っています。ご飯を炊くときには「サフラン」を加え、サフランライスにします。いかやえび、アサリなどの魚介類にトマトを煮詰めて作ったトマトソースも一緒にご飯に混ぜ込みます。混ぜ合わせるとパエリアの出来上がりです。ソパ・デ・アホはスペイン語で、「にんにくのスープ」という意味です。にんにく、卵、パンを使ったスープです。給食ではパンの代わりにパン粉をカリカリに炒ってから入れています。鶏がらでとったスープににんにくが効いています。チュロスは日本でもおなじみですが、もともとはスペインの揚げ菓子です。牛乳と水、バターを煮たてて小麦粉と混ぜ、絞りで絞っていきます。生地が固いので、絞るのにとても力が要り、調理師さんはとても苦労して絞り出しをしていました。絞り出した生地は油で揚げ、砂糖とシナモンをまぶして出来上がりです。
スペインづくしになった今日の献立は子どもたちに大人気でした。チュロスは子どもたちにもなじみが深く、「これ○○○行ったときに食べた!」「○○○ってスーパーで売ってるよ!」と口々に教えてくれました。今回の献立でスペイン料理ということが分かってもらえたかな?と思います。3年生は「これお家で作りたい!!」と作り方をメモする子もいました。チュロスはもちろんですが、パエリアやソパ・デ・アホも「すごくおいしい!」と喜んで食べていました。
今日は玉葱とトマトは八王子市の農家の方から届いた地産地消野菜でした。新鮮でスペイン料理をさらに引き立ててくれました。