3月11日(木)の給食
- 公開日
- 2021/03/11
- 更新日
- 2021/03/11
給食
↑生のわかめは茎と葉に分けて、一口大に切り、茹でました。
↑茹でると、茶色かったわかめが一気にきれいな緑色になります。塩蔵や乾燥にはないサクサク感が美味しいわかめになりました。
・味ぶかし
(岩手県の郷土料理)
・生わかめときゅうりの酢の物
(阿部さん直送の生わかめ)
・こづゆ
(福島県の郷土料理)
・甘夏
・牛乳
東日本大震災から10年が経ちましたが、地震と津波、原発事故による影響でふるさとから避難している人が関東地方に2万人もいるそうです。まだ、被災地の復興は、終わっていないということですね。今日は、いつも給食でお世話になっているわかめ漁師の阿部さんから採りたての生わかめと、ビデオメッセージが届いています。生わかめは、給食室で茹でて酢の物にしました。東北のわかめは今が旬です。ぜひ、塩蔵や乾燥ではない、生のわかめを味わってみてください☆
さて、メッセージをくれた阿部さんですが、東日本大震災の被災者でもあります。阿部さんにお話を撮ってくださらないかお願いした時、「暗い話ではなく、これからの備えのために、防災意識を高めるきっかけの日にしてほしい」とおっしゃっていました。わかめ漁の様子と共に、当時の津波の話、今できる備えの話をしてくださいました。
子どもたちの心にも届いたでしょうか。ぜひご家庭で聞いてみてください。
<主な食材の産地>
米:ななつぼし(北海道)
もち米:わたぼうし(新潟)
とりモモ肉(岩手)
帆立(青森)
ごぼう(青森)
人参(埼玉)
しめじ(長野)
さやえんどう(愛知)
きゅうり(宮崎)
たけのこ(鹿児島)
里芋(埼玉)
小松菜(埼玉)
生姜(高知)
もやし(栃木)
**地場産物・産地直送**
生わかめ(宮城)