学校日記

おいしいって何だろう?

公開日
2019/06/11
更新日
2019/06/11

給食

↑栄養教諭実習生による授業でした。
↑まずは目で味わって、次に鼻で味わって。
↑最後は口で味わって。目をつぶってみたらどうだろう?

「おいしい」と日頃簡単に使っている言葉は、どんな風に生まれるのでしょう?
まずは「味」を知ることから始めました。
味の種類は全部で5つあります。食材にせよ料理にせよ、その5つが単独であるものはほとんどなく、それら5つの味が混ざり合ってできています。その味を体験で認識した子ども達は、よく味わうことなど、自分なりに明日からの目標を立てました。
次に「味以外においしさに関わるもの」について考えました。場所や場面、誰と一緒に食べるかなど、子どもたちの様々な経験があがりました。
 授業を終えてさっそくの今日はの給食は、味わい方が変わっていました。意識して味わい、言葉にする姿が見られました。「おいしい」だけではない表現を通して、味わう力を高めていければ、苦手だった食べ物もいつの間にか食べられるようになっていることに気付きます。
味わうことと食に関する語彙は、高め合う関係ではないかと研究を続けていますが、まさにそれを実感する一日となりました。