梅一輪 いちりんほどの 暖かさ
- 公開日
- 2006/02/01
- 更新日
- 2006/02/01
図工室
「梅一輪 いちりんほどの 暖かさ」という有名な俳句がありますが、この時期にぴったりな、春が待ち遠しくなる句です。この俳句と今年の犬年を合わせたものです。大宰府に流された菅原道真の「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘そ」という歌と飛梅(とびうめ)の話も有名です。道真がこの歌を詠んだところ、庭に植えてあった梅の枝が、一夜にして道真の行く九州に飛び移ったといいます。今年は冬の厳しい冷え込みのため、大宰府の飛梅の開花が例年より大幅に遅れています。学校にある梅の開花もまだまだです。