学校評価自由意見への回答8(特色ある教育活動)
- 公開日
- 2016/11/24
- 更新日
- 2016/11/24
校長室より
写真1枚目は、雨後の校舎のようすです。お不動さんの紅葉がきれいです。今朝は落ち葉掃きボランティアを予定していましたが、雨の為中止となりました。大勢の生徒が集まってくれました。その気持ち伝わります。
写真2・3枚目は、英語の試験問題です。表現力を問う問題がたくさん出題されています。今の中学3年生、こんなことも表現できるようになっているのです。身の回りのことについて表現できることは、「生きた英語」「使える英語」ということになります。英語推進校ならではのレベルの高さです。「大鳥中の案内づくり」について、どんな解答があったか楽しみです。
○特色ある教育活動について(11月22日)
【評価】英語教育の特色がとても素晴らしい(多数)。英語教育有り難い(多数)。英語にふれる機会が増え抵抗感がなくなった(多数)。イングリッシュキャンプ感謝しています。色んなイベントで英語が出てきて子供達も自然と英語を使うので生かされています。いつでもどこでもバイリンガルにして下さい。外国語は今後一層必要となるものだから、重視していただいて有り難い。外国人がオリンピックに向けて増えていく中、英語教育に力を入れていて素晴らしい。英語の教育は生徒も楽しそうで素晴らしい。英語の活動や日々の授業内容、先進的でその内容に改めて驚きました。国際性を感じるポジティブな活動にありがたく思います。英語の授業メリハリがあり、楽しいと子供が言っています。英語に対する苦手意識がないので、日本語の会話能力も上がっていけたらと思います。EキャンプやALTの先生方の授業など、英語が身近に感じられる工夫があり、良い環境だと思う。英語教育素晴らしいので、どんどん地域での外国人ボランティア体験させてほしい。
特別支援学級との活動の中で、心豊かな生徒が育っているので、保護者の交流ができるといい。特別支援学級との交流は、「思いやりの心」を育てるためでしょうか、社会の当たり前の事柄、学べています、公立の素晴らしさですね、伸び伸びとした、でも筋の通った指導に感謝しています、大鳥良い学校です。
職場体験はとても素晴らしい。
【意見・要望】英語によるコミュニケーション能力育成は、特定の参加者だけでなく広く対応を。Eキャンプ全員参加にしてほしい。英語の苦手な生徒への配慮も(2)。英語の授業、指導内容が幼く、メリハリのない流れだった。英語のサマースクール、英語の授業交流、わかたけ学級でも希望する。アメリカンスクールに通う学区内の生徒の体験授業等、受け入れるべきだと思う。
【回答】
・英語教育推進は、ほとんどの方が記述して下さり、かなり高く評価していただきました。だいぶ定着してきたようで嬉しく思います。小学校との連携でも進めて参ります。今後も大鳥中学校区の特色として磨きをかけて参ります。同時に、人権教育、キャリア教育、地域に支えられた「チーム大鳥」という大きな特色も大事にして参ります。
・Eキャンプ参加者の拡大をというご希望について、検討したいところですが、3回実施したところでの今年度のまとめでは、ちょうどいい人数ではないかという結論になりました。外国人指導者の数、6人1組の活動グループの数、宿泊施設の寝室と教室の数、生徒指導上の問題等を総合的に考えますと、今年度の人数が限度かな、もう少し減らしてもいいのではないかという声もありました。人選について、今年度希望者のほとんど全員が参加できましたが、目標をしっかり持っている生徒でないと4日間活動は難しいという声も引率側から上がっていました。来年は作文などで目的意識のしっかりした生徒を選ぶべきではというのが検討材料にあります。3泊4日の日数についても検討の余地がありそうです。学校としても一大イベントですので、成功に導けるよう検討して参ります。ご意見をお聞かせ下さい。
・英語の授業について、苦手な生徒への指導について、配慮について、ご指摘の部分がなくなるよう努力します。併せまして、生徒自身の努力も大事ですので、ご家庭でもお声がけ願います。誰にも苦手はあるけれど、そこから逃げないことがまず大事であると。
・わかたけ学級との授業交流は検討しています。給食交流も計画しています。夏休みの英語サマースクールは、5組が実施していますので、わかたけも合同での実施は可能です。
・アメリカンスクール生徒の体験授業等受け入れについて、「すべきである」という強い口調で書かれていますので、何か情報をご存じでしたらお寄せ下さい。今の制度ですと体験入学の制度は特にありませんので、一般の転入学と同様の扱いをせざるをえません。もろもろの手続きが必要となります。他の学校に籍があるのに、公立学校に転入学が可能なのかという問題もあります。ですので、可能な範囲でのご見学程度でしたら受け入れていますし、地域の行事等での交流も可能です。本校の掲げておりますグローバル人材育成において異文化交流、異文化理解は非常に大事ですので、もし、実例をご存じならば情報をいただけたらと存じます。日本の学校の良さである、生徒の礼儀正しさや、制服姿、給食、清掃など関心を高めているようですし、こちらが学ぶことも多いでしょう。今現在、外国人の生徒が何人も在籍しておりますが、互いに高め合うことができています。日本語が全く分からない生徒も転入してきますが、何とか英語でコミュニケーションを図りながら学校生活に馴染んでいきます。生徒達は共通語としての英語の大切さを実感できています。学校内での国際化の大きな一歩であります。
以上、8回にわたり回答して参りました。長文を読んでいただき有難うございます。ご意見は大部分網羅したつもりです。個人に対するお褒めもたくさんいただきました。担任の先生が面談で、「ダメ出し」ではなく、「良いだし」をして下さった等多数ありましたが、謙虚に、たくさん褒めていただいていることに感謝いたします。なお、個人に対する要望等も控えさせていただきましたが、きちんと個人に届いておりますし、検討しております。学校としては、ご要望に真摯に対応し、精一杯お応えできるよう鋭意改善して参る姿勢ではおりますが、すぐにはできないこと、総合的に考えて対応できないこと等もあります。その都度説明して参りますので、何卒、ご理解下さい。