学校日記

英語キャンプ 来年度にむけて

公開日
2016/08/04
更新日
2016/08/04

校長室より

英語キャンプ開始から3回目を終えたところです。大鳥中の大きな魅力として、評判を呼んでいる行事です。国内、国外問わず大変に珍しいこのイングリッシュキャンプです。たくさんの予算をかけていただいています。このことに感謝し、さらによいものにしていかなければなりません。

毎年、実施後には十分に検証をして、次年度の計画に反映させてきたところですが、今年は3回終わったということで、ひとつの区切りとして、これまでの3回を十分に検証する時期でもあります。そこで、明日、教育委員会、ALT派遣会社、学校の三者で検討会をもちます。

4日間の実施期間中にも、話し合う場面がたくさんあり、ALTの先生や日本人スタッフ、教育委員会の先生方といろいろな課題について話し合い、色々なご提案もいただきました。それらを中心に検討できたらと思います。

●検討内容は、1つには、対象学年をどうするか。今年は2年生優先でした。1年生の方がいいのではないかという声もありました。
2つ目は、募集人数をどうするか。今年は8グループ48人でした。
3つ目は、選抜方式をどうするか。抽選方式を選考方式にする必要があるか。参加希望の意欲を確認してから選抜してはどうかという意見が多数ありました。
4つ目は、実施日数です。生徒にとっては、レッスン内容の充実という意味で4日間がベストなのでしょうが、ALTの先生にとっては、かなりハードな日程ではないかと心配した次第です。リピーターの先生が今年はお一人だったということもありますので。

もちろんレッスンの内容や、スケジュール進行、生活指導、健康安全面等も含めて検討します。レッスンについては、生徒のアンケートで非常に好評でした。スケジュールも生徒は大満足でありました。

●問題が残るのは生活指導です。今回は授業態度と就寝時に一部問題がありました。学校側で反省しています。異文化理解ですので、あまり学校側は生活指導を前面に出さないよう遠慮していたのですが、ALT先生に対する態度や、気の緩みが反省点です。授業態度については1日目の夜の生徒班長会において注意をし、班長から呼びかけをしました。先生に対するリスペクト、参加できていることに感謝して、しっかり学ぶことなど。翌日からは良くなってはいましたが、初日から良くて当然というものですので。

このように、多少反省点がありますが、今こうして毎日、生徒アンケートやキャンプでの写真を振り返っていますと、本当に素晴らしい行事であることを自信をもって言えます。確信しています。きっと参加生徒たちも、参加できたことに感謝していることでしょう。来年はさらにいい行事になることを願って、明日を迎えます。