昼休みイングリッシュストリートについて
- 公開日
- 2015/10/06
- 更新日
- 2015/10/06
校長室より
英語教育重点校として、「いつでも、どこでも、英会話」を推進してきたこの半年。ここで、良い節目ですので、これまでの活動状況をご報告いたします。
●目立つところでは、夏休みの英語キャンプ、英会話教室です。参加生徒からの高い支持を得、大きな成果をあげることができました。来年もまた参加したいという生徒が、何と100%でした。
●授業では、全学年少人数指導を実施しています。
●授業だけでなく、日常的な英会話にも力を入れています。その一番の特色は、昼休みの英語活動です。写真にあるように、英語の教科書本読みと、教科書暗唱を英語の先生方、外国人の先生方にチェックしていただき、英会話を交わす活動です。いつの間にか、行列のできるまでに参加が増えており、イングリッシュストリートと名付けました。毎日のことですので、先生方は昼休み返上ですが、頑張っています。私は校長として先生方の熱意に感謝しています。先生方の熱意が生徒に伝わり、生徒の熱意がまた先生に伝わり、シナジー状態を生み出しているからです。
●そんな中、「生徒にとっては負担ではないでしょうか」というご質問がありました。昼休みはのんびりさせてあげたいという理由のようです。もちろん、ご要望の意図は理解できます。
●ですが、ご安心下さい。生徒は毎日その時間、昼休みがなくなるのではなく、希望者が参加し、チェックしていただいている形式なので、何日かに1度、1人3〜5分です。休み時間や授業の中でも実施していますので、連日同じ生徒が昼休みナシということではありません。
●しかし、この活動の効果は抜群なのです。3〜5分の報告でも、その練習には時間がかかるので、家庭学習としては非常に効果的です。そして、語学はこの位とことん取り組まないことには上達できません。繰り返し繰り返し使って慣れる、この方法が学習の王道なのです。日頃、英語を使う必要のない日本の生徒達に、毎日英語を使わせる、発声させる実践方法として、とても大事です。そして、軌道に乗っているところです。
●最初は、慣れない生徒にとっては大変だという声もありましたが、今では意欲のある生徒が増えており、3年生の積極的な行列が1・2年生にも影響を与え、1・2年生も並ぶようになり、手応えを感じていた矢先のことです。
●そんな学校の受け止め方でしたが、もしかしたらギャップがあるようでしたら、ご意見を是非直接伺いたいと存じます。軌道修正が必要ならば、もちろん検討して参ります。学校の方にご意見いただけましたら幸いです。お待ちしております。