ぼくはいきるときめた
- 公開日
- 2016/11/16
- 更新日
- 2016/11/16
コラム
東京電力第一原発事故の影響で福島県から横浜市に自主避難をした中学1年生の男子生徒が小学生時代にいじめを受けていた問題が報道された。
いじめを苦に自殺をした子供たちがこれまで何人いたことか。きっと声をあげていない生徒や児童が今もいるような気がしてならない。
公的に様々な検討委員会が設置されたり、法や制度でいじめをなくそうとする動きばかりが目立つが、本当に本質的な解決、改善につながるのだろうか・・・。
「いじめ」は「人を踏みにじって苦しめようと思う心」から生じている。そこに加害者と被害者が存在する。「よい」か「悪い」かの価値観だけでは解決に結び付かない。きっと根が深い要因があるはずである。
「ぼくはいきるときめた」と書いた彼をひとりぼっちにしていたのは誰なのか?なんだったのか?行為だけでなく要因をきちんと探らなければ、きっと繰り返される。(11/16)