学校日記

11月18日(木) 今日の給食

公開日
2010/11/18
更新日
2010/11/18

今日のできごと

 今日の献立は赤飯・すまし汁・飫肥天・神楽煮しめ・牛乳です。
 明日は原町小学校の開校記念日です。そこでお祝いとして赤飯を炊きました。「ささげ」という小豆よりも小さい豆を茹で、その茹で汁と一緒に炊き込むときれいな赤色になりました。子どもたちは赤飯が好きな子が多く、「お誕生日のときに食べたよ!」「お正月に食べた!」「お祭りの時にもらったよ」「サッカーの試合に勝ったときにお母さんが作ってくれた」とお祝いのときなどによく食べているようでした。
 飫肥天と神楽煮しめは宮崎県の郷土料理です。飫肥天(おびてん)は飫肥地方に伝わる料理です。飛び魚のすり身に豆腐と味噌、黒砂糖などを混ぜて油で揚げます。豆腐が入ることでふわっとした食感と黒砂糖のほのかな甘みがします。砂糖が入ることで焦げやすいので、焦がさないように低い温度で時間をかけて揚げました。「神楽煮しめ」は夜を徹して舞われる「夜神楽」が行われるときにふるまわれる料理です。煮干しでとった出汁に砂糖でこくを出します。煮崩れないようにきれいに仕上げるため、そして里芋や厚揚げ、こんにゃく、昆布など具材をすべて一人一個食べてもらいたいと思い、それぞれ数を数えて配缶しました。里芋は一つずつ皮をむき、大きさによって低学年、高学年と分けるなど、細かい作業がたくさんありました。調理師さんはとても大変だったのですが、その分とてもおいしい煮しめが出来上がりました。子どもたちも「里芋がおいしい!」「こんにゃくが好き!」ときれいに食べている子が多くいました。クラスによっては多く残っているところもあり、とても残念でした。