美しい歌声に期待。 3月12日(金)

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 1年生も昨日から各クラス放課後「合唱発表会」に向けて、指揮者・伴奏者・パートリーダーが集まり音合わせを行いました。

 「外の歌声が気になりませんか?」
 文芸部のある生徒が、ラーニングセンターで行っていた3年生の歌声の迫力に圧倒されて思わずつぶやいた言葉です。
 コロナ禍で、本来の文化祭でのあの真剣勝負。感極まって思わず涙する卒業生も毎年出るくらいの合唱コンクールはできません。朝練・放課後練。音楽の授業での練習。声が出なくなるほど熱がこもり、一生懸命さから何度もクラス内で衝突し涙する。そんな光景も今年は見られません。

 しかし、コンクール形式でないしろ、準備の時間も少ない「過程」にあたる苦労の部分が少なくても、クラスの最後の想い出となるように是非とも頑張ってほしいです。来年につながる合唱コンクールとなるように…。

 偶然ですが、私が担任したクラスは3年生の時、3年連続で準優勝。泣きながら終わりの言葉を言った生徒もいました。正直生徒が待つ教科教室に向かう足取りは重く、どうやって声をかけようか…悩みながら階段をあがったこと、昨日のことのように思い出されます。

 ところが生徒たちの様子は予想外で「先生、準優勝の方が優勝より思い出に残りますよ。それは優勝が目標でした。でも、精一杯やった結果がこれだったんです。僕たちは胸を張って帰りたいです。準優勝でなく「純優勝」です。」と泣きながら語ってくれたことなどが忘れられません。

 それくらいクラス全員が本気になって一つのことに取り組むと何かが残るのです。その何かが「人間性」を成長されるには必要不可欠となります。

 本番は3月22日(月)です。1年生全員の真剣な輝いた表情を期待しています。
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