11月26日(金)「将来のために…」

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 22日(月)1月に行われる「職業講話」第1回実行委員会が開かれました。

 「気持ちはあっても、なかなか人数制限があり、チャンスを与えてあげられない。そんなやる気のある生徒の気持ちを大事にしたいんです…。」という担当の山口先生の心遣いから、希望者26名全員が実行委員に。
 
 自分の「人間性」を伸ばすため、学年の仲間のため、気持ちのあるメンバーが勢ぞろい。文字通り「生徒による生徒のための第2学年の行事」になったらいいなぁと願っています。

 実行委員長(1名)副実行委員長(1名)書記(2名)広報部(6名)装飾部(11名)アンケート部(5名)役割分担も決まり、全ての仕事を実行委員だけに任せようと山口先生はお考えのようです。

 是非失敗を恐れずに、思い切って活動してほしいと思います。また、今回都合で立候補できなかった人や思いきれなかった人は、「職業講話」実行委員の生き生きとした姿を見て、次の機会に自分の可能性を開花させるために挑戦してくださいね。

 実行委員会が終了後、委員長・副委員長・書記の4名は残り、次回の実行委員会の内容の打ち合わせをしていました。真剣そのものの熱い眼差しに心が動きました。

 3年生のバトンを受け、目黒中央中学校の中核となる立場。どんどん魅力的な人間性を磨いてほしいです。そのためには、たくさんの活躍の場がある「この学び舎」で、残りの日々エールを送りたいと思いました。

 頑張れ!2年生!!

11月25日(木)惑星を書こう

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 今日は3年生の理科の授業風景です。太陽系にある惑星を、コンパスを利用して書くというワークをしていました。「木星ってこんなに大きいの!?」と驚きの声をあげながら、真剣に学習に取り組む3年生。受験シーズン本番ですが、学校の授業も大切にする姿、素晴らしいです。


11月24日(水)鎌倉校外学習(しいの木学級)

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 今日(24日)祐天寺駅スタートで、しいの木学級は鎌倉校外学習に行ってきました。鎌倉の文化と歴史、自然に触れるなど様々な学びをしてきました。
 2班に分かれて学習しましたが、お互いに協力し合い、色々な体験をするなど、とても充実した一日を過ごすことができました。

11月22日(月)余裕がないからのことよ…。

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 通勤途中の街路所も色づき始めました。先週の金曜日、塾の帰りでしょうか?午後10時近かったですが、3年生の生徒が満面の笑みで私に声をかけてくれました。

 思わず「大変だな。気をつけて帰りなさいよ!」と後ろ姿を見送りながら、つぶやいている自分がいました。

 試験も返却され、さぁ3年生の先生方は三者面談の資料作りで毎日遅くまで、一人一人の「幸せ」を考えながら、頑張ってくれています。

 江戸100万の民を西郷隆盛との会談で救った勝海舟が、こんなことを言っています。

「今の人たちに、この余裕を持っているものがどこにあるか。人にはずいぶんたくさんあるようにみえる世の中だけれども、おれの眼には、とんと見えないよ。(中略)いくらのみ取りまなこで天下の大機を見たとて、見えるものではないよ。

 いくら物事にこせこせして働いても、仕事の成就するものではないよ。

 功名をなそうという者には、とても功名はできない。(中略)これら無理があるからいけないのだ。せんじつめれば余裕がないからのことよ。」と。

 3年生にとっての「功名」。それは言い換えたら、今心の中で抱いている「夢」の実現でしょう。

 何をイライラしているのですか?勝海舟が言うように今心に「余裕」はありますか?
余裕がなければ功名は成し遂げられませんよ。

 たまには、大きく深呼吸をして美しく色づいた街路樹を眺めながら、勝海舟のこの言葉を思い出してみてください。

11月19日(金)「多角的な力を育てる」

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 「協力するための協調性。工夫するための力。課題を実行するための力など色々な力が身に付いた。」
「昔の人物の心情と今の私たちの心情は似ていると思った。先生が教えてくださったように、未来地図になっていた。〇〇をすることで、扇の的に出てくる人物の心情・場面などがよく疑似体験できた。」

 劇作家木下順二さんが「夕鶴」で編み出した「群読」という手法をまねて、2年生では平家物語「扇の的」を題材に、班ごとで工夫を凝らしながら「群読発表会」を行いました。

 正直指導する側もエネルギーを使いましたが、行う生徒たちも台詞は「暗唱」という過酷な条件付き。まして、後期中間試験を挟んでの授業。お互い真剣勝負で臨みました。

 たくさんの振り返りの感想(ここではほんの一部しか紹介できませんでしたが)を一つ一つ読みました。過去の自分より現在の自分の方がちょっぴり「成長」できたことを実感している内容が多かったです。

 この授業を行う際に、「群読を行う意義は『協調性』をはじめ『人間性』を豊かにするために必要な力が育つ」と説明しました。

 初めは渋っていた生徒も正直いましたが、仲間に助けられ、本番が終わった後「悔しい!」とつぶやいた生徒もいたようです。それだけ、どんなことにも本気で取り組める2年生と一緒に授業を作り上げられたことに「幸せ」を感じています。

 どうも今の世の中、目先の利害関係だけを優先し、本当に大切なことを見失っているように思うのです。環境問題一つとってもそうではないでしょうか。

 「今が良ければそれでよい。」ではなく、時間はかかっても、目立たなくても「人として大切なこと=人間性」をもっと重要視できるような生徒たちに育ってほしいと切に願っています。

 いくら便利な世の中になっても最後は「心」が大切なのですから…。

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