部屋でのんびり過ごしたり、食事をみんなでとったりするのも、
自然宿泊体験教室の醍醐味です。

部屋での空き時間には、持ってきたカード・トランプ類で
工夫して静かに遊んでいました。

食事は、一人一人パーテーションのついたテーブルで
いただきました。

みんなと過ごす時間の中で、上履きを都度そろえる
習慣がついてきました。

学園に到着したら、まず、開園式です。

お世話になる方たちが出迎えてくださいました。
子どもたちが司会進行を務め、しっかりと
ご挨拶することができました。

開演式の後は、寝具の取り扱いについて説明を受けました。
これも、大切な学習の一環です。
みんな真剣に聞き入っていました。
部屋に入ると早速、協力して寝具のしたくをしていました。

昼食後は生き物観察です。

大山千枚田の土のことから入り、植物、昆虫、動物など
様々な生き物についての話がありました。
観察も、目で見るだけではなく、葉っぱをもいで
匂いを嗅いでみたり、毛皮や骨の手触りを感じてみたりと、
五感を使って行いました。

大山千枚田には、本当にたくさんの生物が共存していることが
分かりました。

予定より、だいぶ早く大山千枚田に着きました。
まずは、今回の1番の目的である、田植え体験です。

下目黒小学校の児童だけ、PTAが借りてくださっている田んぼで
田植え体験をすることができます。

小雨の中でしたが「気持ちがいい！」という声や、　
ためらっている子を励ます声が聞かれ、協力して取り組むことができました。
呑み込みが早く、しばらくすると手慣れた様子で作業をしていました。

大きく育ってほしいですね。

５年生にとって、初めての宿泊体験教室の始まりです。

保護者の方や先生方が見送りに来てくださり、
多くの方が見守る中、出発式を行いました。
大きく息を吸ってのあいさつ、集中して話を聴く姿勢が
大変立派でした。

時間通りに出発することができました。