1月11日(火)「思い出話」

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令和4年がスタートしました。
皆さま、明けましておめでとうございます。
今年が皆様にとりまして素敵なことがたくさんありますように、お祈りいたしております。

さて、目黒中央中学校でも冬休みが終了し、生徒たちが元気に登校してまいりました。
「生徒の声が響き渡ってこそ学校だなぁ…。」と改めて感じました。

 国語係の生徒を中心に3階国語エリアで全学年の書初めが貼りだされました。

思い返せば14年前。かつておりました3人の国語科の教員で頭を抱えてしまったわけです。なぜか…?

 ご承知の通り、本校は教科センター方式用に校舎の構造がなっております。また、教室に壁がない。
 だから、各クラスの書初めをどこに貼るか…。まさか教科教室のガラスには貼れないし??

 そこで、苦肉の策でした。「国語エリアの蛍光灯の欄干に貼れば、全クラスの作品をいっぺんに見ることができるよ!これこそ教科センター方式の特色!ただねぇ、生徒が通るときにぶつかったり、作品が破れてしまったらどうしよう…。でも、とりあえずやってみよう!!」ということで掲示したのです。

 懸念事項は取り越し苦労でした。生徒たちは、同級生の作品はもとより下級生や上級生の作品も楽しそうに鑑賞し「これはいいね!」「今度書くときはこうやって書いてみよう!」などと学び合い!これこそ今求められている「主体的な深い学び」になっているのです。

 さらには、掲示されている作品を慎重によけながら通行するマナーも発揮。そんな気遣いは嬉しかったです。

 学校公開の時にいらした保護者の方々にも、500枚以上の書初めが一斉に掲示されている圧巻な風景は大好評。思わず頭を抱えた国語科の3人の教員には、空調でなびく書初めのかすかに聞こえる音が癒しにもなりました(笑)。

 新校舎ができて14年。小さなことにも色々なエピソードがあります。
 是非、作品展示会に合わせて「学校公開」も現時点では予定していますので、生徒たちの力作を鑑賞していただけたら幸いです。
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