11月25日(木)惑星を書こう11月24日(水)鎌倉校外学習(しいの木学級)2班に分かれて学習しましたが、お互いに協力し合い、色々な体験をするなど、とても充実した一日を過ごすことができました。 11月22日(月)余裕がないからのことよ…。思わず「大変だな。気をつけて帰りなさいよ!」と後ろ姿を見送りながら、つぶやいている自分がいました。 試験も返却され、さぁ3年生の先生方は三者面談の資料作りで毎日遅くまで、一人一人の「幸せ」を考えながら、頑張ってくれています。 江戸100万の民を西郷隆盛との会談で救った勝海舟が、こんなことを言っています。 「今の人たちに、この余裕を持っているものがどこにあるか。人にはずいぶんたくさんあるようにみえる世の中だけれども、おれの眼には、とんと見えないよ。(中略)いくらのみ取りまなこで天下の大機を見たとて、見えるものではないよ。 いくら物事にこせこせして働いても、仕事の成就するものではないよ。 功名をなそうという者には、とても功名はできない。(中略)これら無理があるからいけないのだ。せんじつめれば余裕がないからのことよ。」と。 3年生にとっての「功名」。それは言い換えたら、今心の中で抱いている「夢」の実現でしょう。 何をイライラしているのですか?勝海舟が言うように今心に「余裕」はありますか? 余裕がなければ功名は成し遂げられませんよ。 たまには、大きく深呼吸をして美しく色づいた街路樹を眺めながら、勝海舟のこの言葉を思い出してみてください。 11月19日(金)「多角的な力を育てる」「昔の人物の心情と今の私たちの心情は似ていると思った。先生が教えてくださったように、未来地図になっていた。〇〇をすることで、扇の的に出てくる人物の心情・場面などがよく疑似体験できた。」 劇作家木下順二さんが「夕鶴」で編み出した「群読」という手法をまねて、2年生では平家物語「扇の的」を題材に、班ごとで工夫を凝らしながら「群読発表会」を行いました。 正直指導する側もエネルギーを使いましたが、行う生徒たちも台詞は「暗唱」という過酷な条件付き。まして、後期中間試験を挟んでの授業。お互い真剣勝負で臨みました。 たくさんの振り返りの感想(ここではほんの一部しか紹介できませんでしたが)を一つ一つ読みました。過去の自分より現在の自分の方がちょっぴり「成長」できたことを実感している内容が多かったです。 この授業を行う際に、「群読を行う意義は『協調性』をはじめ『人間性』を豊かにするために必要な力が育つ」と説明しました。 初めは渋っていた生徒も正直いましたが、仲間に助けられ、本番が終わった後「悔しい!」とつぶやいた生徒もいたようです。それだけ、どんなことにも本気で取り組める2年生と一緒に授業を作り上げられたことに「幸せ」を感じています。 どうも今の世の中、目先の利害関係だけを優先し、本当に大切なことを見失っているように思うのです。環境問題一つとってもそうではないでしょうか。 「今が良ければそれでよい。」ではなく、時間はかかっても、目立たなくても「人として大切なこと=人間性」をもっと重要視できるような生徒たちに育ってほしいと切に願っています。 いくら便利な世の中になっても最後は「心」が大切なのですから…。 11月18日(木)目黒中央中学校の学校図書館ちなみに図書委員会でポップづくりも進めております。楽しみにしていてください! |