2月28日(木) 今日の給食今日の注目は、ミネストローネです。味はもちろんおいしいのですが、中に入っているのは、アルファベットと数字の形をしたマカロニです。目で楽しむだけではなく、小さく、くねくねした形は味も絡みやすく、小さく角切りにした野菜とも合い、ミネストローネにはぴったりでした。 このマカロニ、食缶の中で沈んでいたので、、「必ずかき回してから配るんだよ!!」と各クラスに配る前に回りました。最初は「なんで?」と不思議顔の子どもたちも、かきまわすと「あーすごい!!数字のマカロニだ!!」とびっくりしていました。 給食時間中に1年生のクラスに行くと、「せんせー!!Aがあったー!!」「わたしもー」「0が8こもあったんだよー」「8はひっくりかえしても8だね」「これなんて読むの?」と大騒ぎでした。 大豆ピラフは、茹でた大豆を玉葱や人参、ウィンナーと一緒に炒め、バターと塩を入れて炊いたご飯に混ぜます。大豆は歯ごたえを少し残すのがポイントです。豆を気にせずよく食べていました。 いよかんはとっても甘く、またむきやすかったこともあって、よく食べていました。 今日も残りの少ない日でした。 2月27日(水) 今日の給食メキシカンフィッシュサンドは、大豆を使ったチリビーンズを、魚の竜田揚げと一緒にパンにはさみます。大豆は粗く刻むので、食べやすくなっています。 フィッシュサンドのお供にはピクルスをそえました。ピクルスは、西洋の漬物のことです。砂糖や酢で作った調味液につけます。給食では香りづけにロリエの葉も使いました。本来ですと酸味が強いのですが、子どもたちのことを考え、かなり甘めの味にしました。それでも「酸っぱい」という子もいましたが、味には甘いだけではなく、酸味や辛味、苦味、いろいろな味があることを知ってもらいたいと思います。 (今日は思ったよりよく食べていたので安心しました!) ピクルスに使ったのは、きゅうり・人参・赤と黄色のパプリカです。パプリカは甘みが強いので、食べやすかったようですが、子どもたちはピクルスとパプリカがごっちゃになっていたようで、「先生、さっきこれ(料理のこと)ピクルスって言ってたよね?パプリカじゃないよね?」と困惑していました。 (余談ですが、教職員の中にも「今までピクルスっていう野菜があるんだと思ってた・・・。」という人がいました。) シチューには、かぶやブロッコリーといった、今おいしい野菜を使いました。かぶは、葉っぱにも栄養があるので、葉っぱも入れます。 ブロッコリーは苦手な子が多いのか、残ってきたシチューには、あきらかにブロッコリーだけよけたような痕跡が残っていました・・・。 今日は子どもたちが好きな献立だったようで、どのクラスも残りが少なかったです。 2月26日(火) 今日の給食ごまご飯は、もち米と精白米を3:4の割合で炊きます。(塩もちょっぴり入れます。)そこに炒ったごまを混ぜ合わせます。もちもちした食感がおいしいご飯です。ご飯は、水につける時間をきちんととります。そうすることで、おいしいご飯になります。 千草焼きは、卵をたっぷり使った卵焼きです。卵焼きは簡単そうに見えますが、ふんわり、おいしく作るのは技術がいることです。釜で半熟まで火を通し、そのあと、オーブンでじっくり焼き上げます。調理員さんの腕が光る一品です。 ビーフン入り野菜炒めは、炒めた時に出た野菜の水分を切りながら配缶します。そうすることで、ビーフンが水分をすうことなく、おいしく食べることができます。 ちょっとした手間のかけ方一つで、料理がおいしくなります。そういったことで子どもの残滓の量も変わってきます。今日はどのクラスもよく食べていました。 今日一番心配だったのは「はっさく」です。はっさくの苦み・酸味・甘みが子どもたちには「苦い」ととられてしまうことです。苦くなる原因には、面倒くさがって皮をきちんとむかないことにあります。はっさくは、白い袋の部分に苦み成分が多いので、きちんとむいて、実だけ食べればおいしく食べられるのです。そこでお手紙には「きちんと皮をむいて食べよう」と書きました。 帰ってきたボウルを見ると、手をつけられていないもの、、皮ごと食べたと思われるもの、きちんと皮をむいて食べているものなど、様々でした。 また、今日は12時から学校給食協議会が開催されました。これは学校給食をよりよいものにしていくため、PTA、学務課、調理委託会社、学校の4者で協議するものです。 今日の給食を試食した後、現在の下目黒小学校の給食について話し合われました。時間をフルに使い、充実した協議になりました。協議したことをもとに、よりよい給食づくりを進めて参りたいと思っております。 2月25日(月) 今日の給食今日は、世界の料理〜スペイン編〜です。スペインで代表的な料理と言えば、パエリアでしょうか。肉や魚かい類、野菜などのたっぷりの具を使い、炊き上げるご飯です。(給食では、いためた具は後から混ぜます。)パエリアに欠かせないのがサフランです。サフランはとても高価なものなのですが、これを使うと、独特の色と香り、風味が出ることから、年1回のパエリアを作るときには必ず使います。 パエリアはとっても人気で「おいしい!」とよく食べていました。 ソパデアホはスペイン語で「にんにくのスープ」と言う意味です。スペインでは一般的なスープで、にんにくの他に、肉や卵、パンが入り、体が温まるスープです。にんにくをたっぷり使うので、「先生にんにくくさいー!!」と言われてしまいましたが、味は本場のスープそのもの。パンを入れるとどうしてもぶよぶよにふやけてしまうので、かわりにカリカリにいためたパン粉を入れました。 「おいしいね!」と食べている子が多かったですが、「にんにくの匂いがやだ〜」と言う子もいました。 2月22日(金) 今日の給食揚げると、ふつうの煮物とはひと味違った味になります。(おうちでは煮物を作って余ったら、次の日は揚げてみる・・・というのもいいのではないでしょうか?) ボリュームもあって食べ応え十分です。 茎わかめのきんぴらは、歯ごたえがあり、とてもおいしい一品です。摂取がしにくい海藻類を、こういう形で取り入れてみるのもいいと思います。 2月21日(木) 今日の給食卵トーストは、みじん切りにしたゆで卵・たまねぎ・マヨネーズ・塩・こしょうを混ぜ、食パンの上にチーズとみじん切りのパセリをのせて焼いたものです。(給食では野菜はすべて下ゆでします。)とっても簡単で、おうちでもすぐに作ることができます。 卵トーストはほとんどの子が食べていましたが、中には「たまごがきらい」という子も数人いて、食べるのに四苦八苦していました。それでも一口食べられたら、「すごい!」とほめてあげます。次はもう一口、としていくうちに食べられるようになる子も多いのです。 今日は1年生のクラスで、トーストにのっているパセリでクイズ大会に。「なんだかわかる?」と聞くと「ほうれん草!」「かぶの葉っぱ!」「キャベツー!」「かぼちゃ!」となかなかでてきませんでした。調理されていると元の形がどうしても変わってしまうので、難しいかもしれません。なるべく実物も一緒に見せてあげたいなと思います。 2月20日(水) 今日の給食今日は、1年2組さんのリクエスト給食でした。とても人気が集まったのが 長年菜。これは、台湾の正月料理献立のときに出したものです。ほうれん草の根っこだけを落とし、長いままゆで、食べるときには口に入れるまでかまないで食べることで、長寿を願うのだそうです。これが子どもたちに人気で「やったー!」と大喜びでした。 このほうれん草は、実は調理員さんにはとっても大変な作業をしてもらっています。 ほうれん草は、ぐちゃぐちゃになると分けられないので、ゆでた後、一本ずつ茎をそろえてくださっているのです。こうすることで、子どもたちは配るとき、絡まることなく、上手に配ることができています。 2月19日(火) 今日の給食今日は、日本味めぐり〜茨城県編〜ということで茨城県にちなんだ料理です。 れんこんは日本一の生産量をほこる茨城県。今日のれんこんも茨城県産です。そのれんこんを使ったきんぴらにしました。しゃきしゃきした歯ざわりが、きんぴらにもってこいです。今日は鉄の釜で炒めたところ、酢水にさらしたれんこんんが反応してしまい、くろっぽいれんこんになってしまいました。でも、味はとってもおいしいきんぴらに仕上がりました。子どもたちは気にするかなと心配でしたが、「おいしい!」とよく食べていました。のっぺ汁は茨城県の家庭料理ということですが、少しとろみのある汁は、体がとてもあたたまります。よく食べていました。 今日は教室に配るお手紙に、うっかりぽんかんの名前を載せ忘れてしまい、教室に行ったときに「今日の果物わかる??」と聞いてみると・・・「みかん!」「いよかん!」「はっさく?」・・・「ぽんかん!」。1/4にカットされた柑橘は似ているものも多いので、難しいですが、区別がつくようにいろいろな柑橘を出していきたいと思います。 今日はどのクラスも良く食べていました。 2月18日(月) 今日の給食スパゲティアラビアータは唐辛子の入ったトマトソースです。アラビアータは、イタリア語で「おこりんぼ」と言う意味で、怒ったように辛いことからその名前がついたそうですが、給食ではそこまで辛くすることはしません。低学年と高学年で辛さを分けて、高学年は唐辛子の量を多くしたのですが、子どもたちはあまり辛く感じていなかったようです。 また、いつもスパゲティは、ハーフサイズといって、麺が普通のスパゲティより短いものを使っていました。子どもたちが教室で配るときに、麺が長いと配りにくい、という理由からです。しかし、前回スパゲティを出したときに、教室を回っていると、「スパゲティが短いとフォークで食べにくいよ」と言う声を聞き、それならばと普通の長さのものを出してみることにしました。給食の時間に感想を聞きに行くと、「長いほうがいい!」との意見がほとんどでした。(中には、長くなったことに気づかなかった〜と言う子もいました。) スパゲティを配る当番の子にも聞いてみると、「配りにくくなかった」ということなので、これからは長い(普通の長さの)スパゲティを使いたいと思います。 2月6日(水) 今日の給食肉まんは、すべて手作りです。生地は小麦粉・牛乳、ラードなどをよく練って作ります。中身は、豚ひき肉、人参、長ネギ、しいたけ、ゆでたけのこなどをよく混ぜ練って、手作り生地で包み、蒸し上げます。手作りですから、形はちょっと不格好なものもありますが、味は抜群においしい肉まんです。 中華風コーンスープは、豚骨でとったスープに春雨や卵、コーンがたっぷり入ったスープです。コーンの甘さが引き立って、とってもおいしいスープになりました。 2月5日(火) 今日の給食鶏南蛮うどんには、唐辛子粉を多めに入れて、少し辛めにします。(南蛮は唐辛子のことです!)そしてでん粉でとろみをつけます。唐辛子ととろみの効果で、体をぽかぽかにしてもらいました。とろみをつけると冷めにくくなるので、子どもたちはいつもより温かく食べられたはずです。そのせいか、今日は本当に残りが少ない日でした。 くるまぶのフライは「くるまぶ」が何かわからないようでした。「お麩だよ」と教えても、話を聞いていると高野豆腐と間違っているような・・・? でもとてもおいしかったようで、「くるまぶってどこで買える?」と聞いてくる子もいました。また、「これまた出して!」と言う子もいました。 一塩野菜は、塩だけでシンプルな味付けのため、塩加減が薄くても濃くてもおいしくないのですが、今日は「すごくおいしい!」と言っていました。(よかった!) 野菜の苦手な子が、「見て!これ食べられるようになったよ」と、食べるところを見せてくれました。少しずつ苦手なものをなくそうとがんばる姿を見て、とってもうれしくなりました。 2月4日(月) 今日の給食みんなが大好きなカレーに、今日は豆をたっぷり入れました。入れた豆は「ひよこ豆」です。ガルバンゾとも呼ばれ、インドの豆カレーなどに使われます。ひよこ豆の名前の由来は、ひよこの頭のような形をしているところからきているそうです。 かなりたくさん入れたので、みんながちゃんと食べてくれるか心配だったのですが、「豆、おいしいよ」「もう全部食べた!」と意外と気にせず食べていたので一安心。でも中には「なんでカレーに豆入れるのー」という子もいます。豆には、肉や魚に負けない良質なたんぱく質と、野菜に負けない食物繊維が含まれており、積極的にとってほしい食品です。ぜひおうちでも豆入りカレー試して見てください。 もう一つのかぶとりんごのサラダは、意見が分かれました。低学年の子は「おいしい!」とよく食べていたのに、高学年の子は、食べつつも「なんでかぶとりんごを一緒にサラダにするの???」と納得いかない様子。大人になるにつれて先入観にとらわれてしまうのでしょうか!? |
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