学校日記

学校評価自由意見への回答6(学校生活全般)

公開日
2016/11/24
更新日
2016/11/24

校長室より

毎回、読んでいただき有難うございます。この回答をきっかけに、また新たなご意見が届き、新たな発見、新たな創造があることを願っております。

○学校生活全般について(1月19日)

【評価】生徒たちの明るい挨拶がすばらしい(多数)。毎日楽しそうに登校している(多数)。基本的マナーを指導していただいていることが分かる。まとまりがあって良い。とにかく良い。先生が素晴らしい。全体的に落ち着いていて良い。大半は落ち着いた生活を送れている。規則正しい、明るい生活リズムが浸透していて素晴らしい。行事など列を乱す生徒もなく、私語もなく素晴らしい(2)。カウンセラーの存在が強い。ヘルメットの取り組みはとても良い。小中交流会で低学年から参加できる催しなど特に良い。

【意見・要望】名札着用を。小中9年間の見通した教育とは。教材が重すぎる。メリハリをつけビシッと授業を受けてほしい。落ち着かない子がいて授業に集中できない。働く親が参加し、輪を作れるようなプログラムを。何がいつ起きるか分からない時代に主体的に動ける中学生になってほしい。災害に対する知識はあまりない。問題行動について。生徒間での気になる話をきくことがある。

【回答】
・名札着用、ご要望どおりです。
・小中9年間の見通しとは、望ましい生徒像に始まり、基本的な生活習慣、あいさつ、学習に対する構え、家庭学習、心の教育、体力向上、「気づき、考え、行動する」主体性、
英語教育推進、いじめ防止等について、一緒に共通の目標をもって取り組んでいることです。授業での交流、行事での交流、地域活動での交流などの方法で進めています。教師サイドも、年間3回の合同研修会をもち、年間6〜7回の小中交流会を実施しています。
・教材が重すぎる、その解決策として個人ロッカーを設置していただいております。
・授業態度については、全学年共通の授業規律をさらに徹底させていきます。
・PTAの活動で、年間1回参加のローテーション方式を工夫していただきました。保護者の皆様の「輪、和、話」は学校にとっても、子育てにとってもとても大事です。地域コミュニティーの関係性が薄まっている昨今、学校が縁となってネットワークが生まれ、子育て相談の輪、悩み相談の輪、地域コミュニティーの輪が強まっていくことを期待しています。働く親が輪を作れるようというご提案ですので、まずは、お忙しい中ですが、お休みの時など、校長室にぶらりと寄っていただき、ご提案下さい。歓迎します。
・主体的に動ける生徒、貴重なご指摘です。災害時、大人の指示通り動いて、うまくいかなかった悲しい事例がありました。大人も間違うことがあります。自分で考え、判断するという習慣を日頃から指導しています。
・問題行動については、未然防止、問題発生時の早期解決、再発防止を目標に生活指導部を中心に組織的に対応しています。400名の生徒がいます、思春期の不安定な時期でありますので、問題がゼロというわけには至りませんが、その都度迅速に的確に対応しているところです。ご指摘の問題行動について、今のところ再発はありません。今後も、教育的な配慮で学校としてできることを考え、全体指導、訴えを継続していきます。深い、本物の反省に繋がるよう願って指導しています。

・PBSという考え方があります。POSITIVE BEHAVIOR SUPPORT、善い行いをサポートしていけば、個人の中の悪い部分が減っていって、善い行いが増えていくといった考えです。米国の研究で効果が上がっているという報告もあります。

大鳥中でのこれまでの生活指導の姿勢もこの路線ですし、効果が上がってきています。「褒める、自信をもたせる、自己肯定感を高める、楽しい充実した学校生活を送らせる、期待する、将来への夢や希望をふくらませる。」この方法で、より善い行動が増えるようサポートしています。いかがでしょうか。ご意見をお聞かせ下さい。