宮中歌会始の儀(1月14日)
- 公開日
- 2015/01/19
- 更新日
- 2015/01/19
おしらせ
1月14日、宮中歌会始の儀にご案内を受け、正殿「松の間」で行なわれた儀式に陪聴する光栄を得ました。この宮中行事の起源は鎌倉時代中期まで遡るとされ、伝統文化の中心をなす会だそうです。
今年のお題は「本」でありまして、
天皇陛下は、
「夕やみのせまる田に入り稔りたる稲の根本に鎌をあてがふ」とお詠みになりました。
皇后陛下は、
「来し方に本とふ文の林ありてその下陰に幾度いこひし」とお詠みになりました。
一般から選ばれた中学生の歌は、
「この本に全てがつまってるわけぢやないだから私が続きを生きる」でした。
古式ゆかしきこの儀式を、衆議院議長、各大臣、日本芸術院会員、選歌として選ばれた詠進者の方々、各界の代表の方々とご一緒に陪聴することができ、日本文化の粋に触れることができました。かなり緊張しましたが、感激でした。
写真は後ろ姿だけでしたが、前から4列目一番左が牛島です。