5月17日(木) 今日の給食
- 公開日
- 2012/05/17
- 更新日
- 2012/05/17
今日のできごと
今日の献立はご飯・かつおのごまソースかけ・ぐる煮・きゅうりとキャベツの土佐酢和え・牛乳です。
今日は日本の味「高知県」です。1本釣りで有名なかつおは高知県の県の魚になっています。この時期は「初ガツオ」が出回る時期でもあります。かつおと言えば「たたき」ですが、給食では生の魚を献立に衛生上出すことはできないので、かつおは薄力粉と片栗粉をまぶして油で揚げ、しょうがやにんにくを効かせたごまソースをかけていただきました。
かつおは火を通すと身が締まって固く感じてしまうのですが、うまみがあってとてもおいしい魚です。子どもたちも「ちょっと固い」と言っていましたが、「おいしい」と残さず食べる子が多かったです。
ぐる煮は高知県の郷土料理です。ぐるは土佐弁で「集まる、一緒に」という意味だそうで、いろいろな食材を集めて煮ものにした料理です。大根や人参、さといも、ごぼうと野菜とこんにゃく、厚揚げを使い、煮干し出汁で煮含めます。弱火でじっくり煮るので、煮崩れもせず、きれいに煮あがりました。給食では鉄釜を使って調理しているので、ごぼうが入る料理はどうしても黒ずんでしまうのが悩みです。ごぼうを別に煮るなど工夫はしていますが、今日も児童から「厚揚げが黒いのはなんで?」と聞かれました。この黒っぽいのが見た目に子どもたちも「おいしくなさそう」と思うようで、初めのうちは減らす子や手をつけていない子が目立ちました。「野菜のうまみがでていてとってもおいしいから、食べてみよう」と声をかけるとやっと食べる状態でしたが、食べてみると「おいしかった」「減らしたけど増やした」と言う子が多く、残食はほとんどありませんでした。
土佐酢は酢やしょうゆなどの調味料に出汁汁を加えたものです。かつお節を使うことから土佐の名がついたそうです。かつおの風味がよく効いていて酸味も和らぎ、子どもたちはよく食べていました。