7月14日(木) 今日の給食
- 公開日
- 2011/07/14
- 更新日
- 2011/07/14
今日のできごと
今日の献立はシミット、タヴクル・セブゼリ・イェメィ、チョバン・サラタス、チコラタル・ムハッレビ、牛乳です。
今日は世界の料理「トルコ」編です。シミットはトルコの代表的なパンです。ドーナッツ型にごまがついています。今日は学校で手作りをしました。普通のパンを作るときはバターを入れるのですが、このパンにはオリーブ油を使います。大変だったのは形を作るところです。一人分に分けた後、ドーナッツ型にするために生地の真ん中に穴をあけます。初めは生地をひも状にして輪にしたのですが、生地がうまくくっつかないので、生地に手で穴をあける方法で作りました。初めは手間取りましたが、調理師さんもだんだんと慣れてきて最後にはシミット屋さんになれるほど上手にドーナッツ型ができていました。15分ほど焼くと出来上がりです。外側はパリッ、内側はもちもちの生地です。
タヴクル・セブゼリ・イェメィは鶏肉と夏野菜の煮込みです。トマトやなす、パプリカなど夏野菜をたっぷり使って煮込みます。香りづけにクミンを入れ、香り良く仕上げます。
チョバン・サラタスはトルコ風のサラダです。トマトやきゅうり、ピーマンなどをレモンとオリーブオイルで和えます。玉ねぎやパセリが入っていてさっぱりした味付けです。
チコラタル・ムハッレビはトルコ風ココアプディングです。ムハッレビはトルコのプディングのことで、いろいろな種類があるそうです。今日はココアを入れたプディングにしました。日本のプリンとは違い、コーンスターチを使ってトロッとした食感になるのが特徴です。
今日は名前からして「今日は何が出るんだろう?」と子どもたちは不思議に思っていたようです。シミットは「先生これドーナッツ?」とどの子も言っていました。とても好評で、「おいしい!」と食べている子が多かったです。ベーグルのように噛みごたえがあるので、「固い」と思う子もいたようでした。中には「ごまが苦手」とごまをとっている子も!(一緒に食べてほしいのですが・・・)
手作りで作ったことを伝えると、「そうなの!?」と驚いていました。
タヴクル・セブゼリ・イェメィは「おいしい」「3杯もおかわりしたよ!」と食べる子と「ナスやトマトが苦手」と苦戦している子に分かれました。ナスとトマトが苦手な子がたくさんいました。チョバン・サラタスは玉ねぎやパセリなどの香りが苦手な子が多いようでした。チコラタル・ムハッレビは柔らかい食感が子どもたちには初体験の子が多かったようです。「おいしかったよ!」「おかわりしたよ!」と言う子に交じって「甘すぎる—」と言う子もいました。実際のレシピより甘さを控えているので、実際にトルコで食べたときにその甘さにびっくりするのではないでしょうか。