1月16日煮じゃこご飯、ヒカド、煮豆(花豆)、いよかん、牛乳
- 公開日
- 2012/01/16
- 更新日
- 2012/01/16
今日の給食
今日は長崎県の郷土料理、ヒカドを作りました。
ヒカドとは、江戸時代に長崎にきた南蛮料理で、ポルトガル語で「細かく刻む・調理する」という意味です。この料理は、さつまいもをすりおろしてとろみをつけた具だくさんのスープです。さつまいも本来の甘みが、他の食材を調和してくれる優しい味です。具には、ぶり・鶏肉・大根・長ねぎ・にんじん・干し椎茸などがたっぷりと入っています。
本来は生のさつまいもをすりおろして最後に加えてとろみをつけるのですが、今日は給食だったので、皮をむいたさつまいもを蒸してミキサーにかけてから汁に加えました。鉄鍋で煮たのですが、調味してから食缶(各クラスに配る用の鍋やボール)によそると鉄と食缶でさつまいもが反応し、緑色に変色してしまいました。味は全く問題なく美味しかったのですが、見た目で残してしまう子もいました。子供たちには申し訳ないと思い説明しに教室を回ると、「先生これどうやって緑色にしたの?」「見た目は良くないけど味は美味しかったよ!」と声をかけてくれました。
新メニューだったので、かなり期待していたのですが、なかなかうまくいかないものです。これに懲りず失敗を生かして次につなげていきたいと思います。
★今日の食材の産地★
さつまいも・・・千葉
人参・・・千葉
長ねぎ・・・栃木
大根・・・神奈川
ぶり・・・長崎
鶏肉・・・鹿児島