10月21日 さんまのかば焼き丼、のっぺい汁、ミニトマト、牛乳
- 公開日
- 2011/10/21
- 更新日
- 2011/10/21
今日の給食
今日は旬のさんまが主役でした。
さんまの蒲焼は、北海道の新さんまを使っています。さんまの開きをしょうが・醤油・酒を混ぜた液に漬けて、粉をまぶしてから油で揚げてタレに絡ませています。蒲焼とは、昔魚を開かずに竹串を刺して丸焼きにしていた時に、その形が「蒲(がま)」という草の穂に似ているため、蒲焼き(かばやき)と呼ばれるようになったそうです。またウナギやアナゴなどを焼いた、タレをつける前の白焼きの色が「樺の木」に似ているという説もあります。子供たちは、蒲焼=うなぎというイメージが強いらしく、「このうなぎおかわりしたい人ー?」「はーい!!」と言った声も聞こえてきました。さすがにうなぎとさんまは間違えていないと思うので、蒲焼の代わりにうなぎと言ったのだと思います。美味しかったのでもう一度出してほしいという声もあり、色んな食べ方でさんまを食べてもらえてよかったなと思いました。
のっぺい汁は、日本全国にある郷土料理です。地方によって少しづつ作り方や使用する材料が違います。北海道の新さんまです。今日はにんじんやごぼうや大根など主に根菜と鶏肉が入っていますが、地域によってはセロリ・ズッキーニ・芽キャベツなど、少し特別な食材を使うこともあるようです。みなさんのご家庭でも独特ののっぺい汁はあるでしょうか。いつもか釜で作るのですが、里芋・ごぼうが入るので、鉄鍋と反応をして黒くなるのを避けるためティルティングで作ってくれました。にんじんの赤やこんにゃくの白がはっきりとしていてきれいな汁になりました。
★今日の食材の産地★
さんま・・・北海道
鶏こま・・・北海道
しょうが・・・高知
人参・・・北海道
ごぼう・・・茨城
里芋・・・埼玉
ねぎ・・・山形
ミニトマト・・・北海道