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学校日記

9月20日 けんちんうどん、即席漬け、セレクトおはぎ、牛乳

公開日
2011/09/20
更新日
2011/09/20

今日の給食

今日はお彼岸入りということで、デザートにおはぎを出しました。
毎年「春分の日」「秋分の日」を中心とした一週間をお彼岸と言います。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、年に2回のお彼岸は昔から季節の変わり目の目安になっていたようです。お彼岸は、仏教でいう「悟り」を開けるよう修行する期間です。またご先祖様との距離が近い時期とも言われています。お彼岸には、おはぎや牡丹餅(ぼたもち)を食べる習慣があります。小豆(あずき)の赤色には災難から身を守る効果があると信じられていますが、邪気を払うという信仰が祖先の供養に結びついたと言われています。この習慣は江戸時代から庶民の間で広がったと言われています。
また秋におはぎ、春に牡丹餅と言われる理由は、秋に咲く萩の花、春に咲く牡丹の花に由来しています。季節の花に合わせて呼び方を変えるというのは、日本人の四季を大事にする心が感じられますね。

例年はおはぎ2つを主食として出していましたが、甘いもの2つよりも主食を別にして、おはぎをデザートとして食べた方がいいのではというアドバイスを何名かにいただいたため、今回のセレクトおはぎは1人一種類にしました。
おはぎは、あんこ・きなこ・ごまの3種類があります。全校の生徒と先生にアンケートをとって希望を聞いたところ、あんこ74個・きなこ194個・ごま48個と、きな粉が圧倒的な人気でした。口触りがなめらかで、クセの少ない甘いきなこが子どもたちは大好きなようです。
おはぎは、もち米と白米を混ぜて炊いたご飯を半分ほど潰して、人数分に分けて丸めてから三種類の味付けに分けていきます。今日も調理師さんたちが一生懸命丸めて成形してくれました。クラス1人1人が希望通りのおはぎが食べられるように、いつも以上に入念に数を確認しながら配りました。

数の不足などを確認するために全クラスを回ってきたのですが、どのクラスでもほとんどおはぎは残らず食べていました。生徒の中には「きなこ大好き!」「おはぎ大好き!」という声が聞こえたり「なんで1つなの、主食で2個でよかったのに。」という不満の声も聞かれました。今回は、けんちんうどんを主食としてみましたが、次回3月のお彼岸の時には2個出してもいいかなと考えています。

★今日の食材の産地★
人参・・・北海道
ごぼう・・・茨城
大根・・・北海道
里芋・・・千葉
ねぎ・・・青森
しょうが・・・高知
白菜・・・長野
鶏肉・・・青森