学校日記

【日本のODA開始から70年】

公開日
2024/10/18
更新日
2024/10/18

新聞掲示委員会

ODAとは、政府開発援助であり、この政府開発援助は貧しさに苦しむ途上国を先進国がお金や技術で助ける取り組みをODAといいます。日本がODAを始めて10月6日で70年を迎えました。世界196の国と地域のうち、途上国は約140あり、1日1から9ドル約日本円で270円以下で暮らす人は7億人以上もいます。そんな途上国の人々を、先進国の政府や政府機関などで援助するのがODAです。その方法は、世界銀行などの国際機関を通じた多国間援助と日本が直接援助する二国間援助に分かれます。日本のODAは第二次世界大戦で大きな被害を与えた東南アジアの国々に対する賠償の1つとして始まりました。次第にアフリカや中南米などの世界各地へと支援の手を広げると1919年には上援助額がアメリカを抜きトップに2023年は1960億、84万ドル(暫定値)で、アメリカとドイツに次いで3位でした。かつては日本も援助される側でした。戦後海外から借りたお金で東海道新幹線や黒部ダムなどのインフラが整備され、経済が発展、そうした経験から日本のお金を貸す有償資金協力でインフラ整備を援助することが多いと専門家の方はおっしゃっているそうです。
少し難しい話ですが、皆さんも興味の幅を広げてみてください。