後期中間考査前の土曜授業。
　試験に関わる重要なことを強調しながら、授業を行っている教科も多いことでしょう。聞き漏らしがないように集中し取り組んでいる目黒中央中生。帰宅すれば貴重な勉強時間となる土曜日の午後と日曜日。特に3年生は進路に関わる大事なテスト。さぞ、大きなプレッシャーと闘いながら努力していることでしょう。

　自分の夢を諦めず全力で頑張っているのは、在校生だけでなく卒業生の中にもたくさんいるのです。そのうちのひとり、7期生で現在新潟のJリーグのチームに所属している矢村健さんを紹介します。
　大学生の時から入団内定選手としてチームに合流し練習に励み、結果を出そうと必死でした。でも、プロの世界。そんなに甘いものではありません。矢村先輩は悩み苦しみながら自分の信念である「ひたむきで泥臭いサッカー」をぶれずに追求し続けることで、その日は遂に訪れるのです。
　11月4日（水）試合開始18分。Jリーグ初ゴールを決めました。試合終了後、感想を求められると「覚えていません。」と答え、お祝いのメールに対しても「ありがとうございます。こんなことで恩返しなんて、まだまだです。本当にいろんな支えのお陰です。これからも頑張ります。応援よろしくお願いします。」と人間性あふれるコメントでした。

　「スポーツは人に勇気を与える」と言いますが、全くその通りだなぁと思いました。彼のこのゴールで私を含めたくさんの人たちに「明日を生きる勇気」を与えたことでしょう。

　さぁ、もう少しです。矢村先輩のように「自分を信じ、ひたむきに前だけを見て歩み」夢に挑みましょう。そうすれば必ず結果はついてきます。頑張れ！！目黒中央中生。先輩に続け！！