身を挺して櫻逝く…涙  4月4日(土)

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 「キーン。キーン!」という何とも寂しい音が、学校中に響き渡っています。

 校長先生・副校長先生・近藤先生・旧職員だった野口淳先生に看取られて、旧第五中学校時代から現在まで優しく温かくたくさんの生徒たちを見守ってくれた目黒中央中のシンボルツリー正門横の櫻の木が伐採されています。

 本当に今鳴り響いている「キーン。」という音…。厳しいものを感じます。

 特に旧第五中時代から勤務されていた校長先生と野口先生は、最期を迎えようとする櫻の木が、土から徐々に掘り起こされている姿を見ている瞳が、心なしか潤んでいるようにも見えました。

 「コロナの被害をすべてこの櫻の木が持っていってくれるね。」校長先生がぽつりとつぶやきました。

 長年の間、本当にお疲れさまでした。形はなくなってしまいましたが、櫻さん!魂だけはここに残し、いつまでも目黒中央中の生徒たちを見守ってくださいね。

 


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