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全校朝会・校長講話(2/17)

全校朝会での校長講話です。写真は,雪の残るビオトープ,学校のシンボル紅梅,エントランスの白梅です。
[校長講話]
先週の金曜日から土曜日にかけて、またたくさん雪が降り、積もりました。先週の全校朝会で20年に一度の大雪というお話をしましたが、同じくらいの大雪が、一週間もしなううちにまたあるなんて、びっくりですね。この大雪で、観測を始めて以来、最も多く雪が積もった場所がいくつもあるようです。東京でももうしばらく、雪や氷に囲まれた生活が続きそうです。滑ってけがをしないように気を付けましょう。

さて、雪と氷の祭典、ソチオリンピックは競技の半分くらいが終わりました。先週の土曜日の朝早く、この大会で初めて日本選手が金メダルを獲りました。フィギュアスケート男子の羽生結弦選手です。フィギュアスケートの日本人男子選手では初めての金メダルです。また、冬のオリンピックでは、8年前のトリノオリンピックでフィギュアスケート女子の荒川静香選手が獲って以来の金メダルです。
羽生選手は、宮城県仙台市生まれの19歳。3年前の3月11日、東日本大震災が発生した時には仙台市内のリンクで練習中だったそうです。氷が波打ち、壁が壊れる中を、スケート靴を履いたまま外へ避難しました。市内の自宅も壊れ、家族4人で4日間避難所で過ごしました。震災のすぐ後は生活することが精いっぱいで、スケートをやめようと思ったそうです。そんな羽生選手が金メダルを獲ったのです。
羽生選手は、金メダル獲得が決まった後、フリースケーティングのジャンプで着地に失敗したこともあり、「金メダルを獲ったけど、悔しい。自分の演技に満足していない。」と語りました。校長先生は、金メダルを獲って悔しがる選手を初めて見ました。羽生選手の求めるものの高さに感心しました。
また、表彰後のインタビューでは笑顔が見られませんでした。その理由について、羽生選手は「東日本大震災のことが一番大きい。僕は何ができたのかなと。練習拠点を移すためカナダのトロントに行って、震災が起きたところから離れた。こんなことでよかったのかなというのもあった。さらにベストの演技ができなかったという気持ちと、金メダルの実感が湧かないというのもある」と語り、「宮城県、仙台市、東北、被災地に支援をしてくださった方々がたくさんいて、こうやって今この場所にいる。感謝の気持ちをもっておかなきゃいけない。」と述べました。
校長先生は、羽生選手が、演技後に、応援してくれた人々や滑り終えたリンクに深々とおじぎする姿が大変印象に残りました。インタビューを聞いて、その理由が分かったような気がしました。羽生選手の感謝の気持ちを忘れない姿勢にとても感心しました。

最後に、昨日の日曜日、ブラスアンサンブルのみなさんが、東京都の小学校の管楽器演奏会に出演しました。ブラスアンサンブルのみなさんは、朝練習を中心にこつこつと練習を積み重ね、昨日も聴いている人が元気になるような演奏を聴かせてくれました。またいつか、学校のみんなが演奏を聴くことができる機会もあると思います。それを楽しみにしていましょう。ブラスアンサンブルのみなさん、これからも素敵な演奏ができるように、練習に励んでください。

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学校行事
2/24 保護者会(5年・6年)
2/25 クラブ活動
2/27 保護者会(1年・2年)
2/28 保護者会(3年・4年)
給食献立
2/24 とりごぼうピラフ クラムチャウダー 果物 牛乳
2/25 ハニーフレンチトースト 白菜と肉ボールのスープ グリーンサラダ 牛乳
2/26 豚肉のしぐれごはん かき玉汁 いかのごま焼き お浸し 牛乳
2/27 あけぼのごはん さつま汁 やきししゃも おかか和え 牛乳
2/28 けんちんうどん もやしのごまじょうゆがけ 大学芋 牛乳

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