12月13日(木)の給食と食材産地・ボルシチ ・果物(みかん) ・牛乳 《本日のおたより》 今日はロシア料理の「ピロシキ」と「ボルシチ」の組み合わせです。ピロシキは今回も生地から手作りしました。今回は揚げて作りましたが、焼きピロシキというのもあります。 初登場のボルシチは、ビーツという真っ赤な野菜を入れて、深紅色に煮込んだスープです。ビーツは、形はかぶに似ていますが、ほうれん草と同じアカザ科の野菜です。少し土くささのある甘みが特徴です。 《栄養士のつぶやき》 今日は2年生が職場体験のため食数が少ないので、手間のかかる手作りのピロシキを入れました。(2年生ごめんなさい!)ボルシチは、実は以前から「赤カブの入ったボルシチが食べたい!!」と、ある1年生からずっとリクエストされていました。栄養士も一度は出してみたいと思っていたので、冬の寒い時期まで待ち、今回のピロシキに合わせて出してみました。 ビーツは栄養士も今回初めて使いました。(写真1枚目は断面です。「ウズマキダイコン」の別名があるように、断面が年輪のようになっています。)早く調理しすぎると色が悪くなってしまうので、スープの他の材料を炒め始めるのと同時に、ビーツだけ別の鍋で、皮付きのまま柔らかくなるまで茹でました。ゆで上がったら皮をむいて短冊切りにし、茹で汁ごとスープに加えました。(写真2枚目が別鍋で茹でている様子です。見事な赤色!)スープに加えた瞬間、みるみるうちに全体が真っ赤っかになりました! 生徒の反応も「なにこれ!」「ムラサキイモ?」「気持ち悪い色!」など最初はびっくりした様子でしたが、ビーツ自体は味にそれほどクセはなく、スープもトマト仕立てだったので、食べてみると「意外とおいしい!」との声が返ってきました。しかし、一人分の量が元々多かったことと、やはり見た目のインパクトのためか、おかわりの生徒が少なく、いつもより多く残ってしまいました…。量を調整し、今後も年に一度のロシア料理献立として出したいな、と思いました。 【本日の使用食材】 地産地消(東京産)食材→にんじん:西東京市 玉ねぎ:北海道 にんじん:千葉県 キャベツ:愛知県 セロリ:静岡県 じゃがいも:北海道 ビーツ:長野県 早生みかん:長崎県 トマトホール缶:イタリア 緑豆はるさめ:タイ 豚ひき肉:岩手県 豚肩小間肉:岩手県 豚骨:岩手県 |
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