今、この一瞬を懸命に生きる! 8月7日(金)ついつい「命」について考えてしまいました。与えられた命。それを必死になって全うしようとしている蝉たちの「命」。何かジーンとくるものがありました。 生きているんですもの。誰にだってあるんですよ。何か抱えている「悩み」が…。 でも、それを顔に出さず必死に「今、この一瞬を懸命に生きている」ことが大事なんですよね。 本日で、三者面談も最終日。1年生の面談の中で「今年の3年生は、コロナで高校見学にも行かれず、かわいそうですよね。」などという声が聞かれました。 厳しいですよね、3年生。昨日、ある3年生の面談をちょっと覗かせていただきました。いつもは輝いた爽やかな笑顔の彼も、昨日は自分の進路に迷い、重苦しい顔をしていました。 3年生のみなさん。あなただけが苦しいのではないのですよ。世界中の中学校3年生はみんな同じ条件。その中で、必死に闘っているんです。 今こそ「目黒中央中学校で培った人間性」を発揮し乗り越えてください。 あなた方が見えないところで、有馬先生をはじめ3年生の先生方があなた方一人一人のことを、どんなに想い悩んでくださっていることか…。 世界一の応援団があなたのバックにはついているのです。さらに、お家の方々まで温かな大声援を送ってくださっています。もう世界最強の応援団が、あなたにはいるのですよ。 自分のできることを精一杯やり「今、この一瞬を懸命に生きて」くださいね。結果は自ずとついてくるものです。焦らず自分を信じて一歩ずつ前へ! 「2年生になって本当に成長しました。大人になりました。」と河本先生が職員会議でおっしゃるほど立派になった2年生。この夏は、さらに「人間性」と学力・体力を充実させる絶好のチャンスです。有意義に過ごしてください。 「お疲れさま。」慣れない新しい環境で必死に頑張ってきた1年生。夏は部活の練習や夏の学習教室など、色々なところで「心」と体を鍛えて、中学生としての基礎をしっかり築いてください。 昨夜、帰宅途中、祐天寺の駅前で「先生!」と声をかけていただきました。目の前を大きく立ちはだかる4人の陰。一瞬誰だかわかりませんでしたが、その中の一人が3年生の弟君。「あぁ。」と思ったら、お家の方から「これが我が家のオールスターキャストです。」とご紹介いただきました。 その中の一人は、目黒中央中の卒業生。都立高校に進学。甲子園を目指し硬式野球部のマネージャーを3年間やり切りました。たまに、朝6時半ころ登校する彼女に出会いました。 2年連続、夏の都予選準優勝。こんな悔しい想いをし「さぁ、三度目の正直。今年こそ。」と思っていたラストチャンスもコロナで中止。言葉が出ませんでした。 しかし、年齢に関係なくどんな逆境にも「今、この瞬間を懸命に生きた」人の顔は美しいのですね。「残念だったね。」という声掛けにも、在校当時の爽やかな笑顔で「応援ありがとうございました。」と返してくれました。 言葉で言うだけなら簡単なことです。でも「今、この一瞬を懸命に生きる」ことができれば、何かが残ると思います。この卒業生のように。 学年問わず目黒中央中の生徒のみなさん。色々と大変なこともあると思いますが、「今、この一瞬を懸命に生きて」くださいね。そうしたら、こんなきれいな大輪が、たくさん心の中に咲きますよ。そして、苦労の中で咲いた大輪はいつまでも咲き続けるのです。 本日まで「学校日記」をお読みいただきありがとうございました。申し訳ありませんが、少し夏休みをいただきます。 今後とも「学校日記」はじめ目黒中央中に温かいご支援ご協力をお願いいたします。 どうぞ皆様、厳しい暑さに加え新型コロナウイルス感染防止などで、大変な夏と思いますが、お体に十分ご留意いただき、素敵な夏をお過ごしください。 |
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